2017年02月24日

新しいものと入れ替るターンオーバー

成分が元と全く同じタンパク質をつくる
 温泉の浴槽のお湯は常にひたひたと一杯で、見た目は溢れることも減ることもなく、いつも一定です。しかし表面的に何も変わってはいないように見えても、実は中身が常に新しいものと入れ替っています。
 この入れ替わりは人の体にも当てはめていうことができ、生命体の運命とでもいうべきもので、「ターンオーバー」と呼んでいます。
 体のタンパク質は例外なく、速いものでは数分間、遅いものでは数ヵ月かかって入れ替っています。なかには何年という長い寿命のタンパク質もあるようです。
 タンパク質のターンオーバーは、酵素によってアミノ酸の結合がばらばらになって分解してしまい、また新しいアミノ酸が順次結合して元と全く同じタンパク質を作ることを常に繰り返しているという現象です。新しいものを作るたびに、遺伝子による結合順序を表わす特定の鋳型が使われています。

加齢と共に合成バランスが崩れる
 老化とは、組織や細胞が古くなって劣化していくことです。細胞を構成する多くのタンパク質はターンオーバーによって新しいものと入れ替っていきますが、加齢にともない、体のタンパク質全体としてのターンオーバーは遅くなる傾向を示します。
 ターンオーバーが非常に遅いタンパク質では、加齢とともに新しい分子と入れ替る前に構造が劣化してしまうことが起こりやすくなります。この現象は、アミロイド物質に変化した脳内タンパク質によるアルツハイマー症やパーキンソン症の誘発、眼のレンズのタンパク質が劣化する老人性白内障など、多くの老化症状の形で現れます。
  ターンオーバーが変わるのは、アミノ酸から新しいタンパク質分子への合成の速さと、元の分子が分解してアミノ酸にばらばらになる速さとのバランスが崩れることによります。
 食事でタンパク質を摂らないと体重が減少してくるのは、このようなターンオーバーの変化によるものです。そんな時には筋肉の分解によるアミノ酸が、体の機能に重要な影響を与える器官や細胞のタンパク質を優先的に維持される方向に再利用されています。


各種アミノ酸の働き
各種アミノ酸の働き

posted by ハートマン at 10:55 | 各種アミノ酸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月23日

家の「梁」に相当する「ヨコの結合」

アミノ酸の三次構造が多様な作用を
 タンパク質の基本構築は、ちょうど家の柱に相当する「縦」の構造となりますが、それだけでは不十分で、必ず柱と柱を連結する梁という「横」の構造によって強化されています。
 大多数のタンパク質の「縦」の構造は、アミノ酸が順次結合した、朝顔の蔓のように螺旋状になっています。しかしそれだけではフラフラして不安定なので、蔓の各所に存在するアミノ酸同士が相互にいろいろな力で引き合って「横」の構造をつくっているのです。

パーマのウエーブもアミノ酸結合の変化
 ところが横の結合は、縦の構造より、はるかに弱い性質なので、ある条件のもとでは切れてしまい、もとのタンパク質の構造が保てなくなる場合があります。
 例えば、毛髪のパーマネントは、ケラチンという毛のタンパク質の立体的な形を変えることでウエーブをかけているのです。
 ケラチンにはシステインという硫黄を含んだアミノ酸がところどころに結合していて、システインの硫黄原子同士が、「S―S結合」と呼ばれる弱い結合ながら横の強さを補強しているのですが、特殊な化学物質によって簡単に切断されたり再結合したりします。
 パーマ液中にこのような物質を加えることで、髪の毛に安定なウエーブをつけることができるわけです。
●折り畳みと、ほぐれ
 このようなタンパク質構造はさらに「折り畳まれて」いるのが普通で、細胞の中の、シャペロンという折り畳みを専門に扱う物質によって行なわれています。
 どんなタンパク質でも、新しく作られる時には、まず遺伝子の命令に従って次々にアミノ酸がつながっていき、基本的な構造をつくります。そして次の段階として、特定の立体的な形に折り畳まれていきます。
 この立体的な構造(三次構造)によって、タンパク質が多様な作用を表すことができるのです。

立体構造と結合の切断
 例えば、膵臓から分泌して、食べたタンパク質をアミノ酸やそれらが幾つかつながった状態のペプチドに分解する消化酵素トリプシンで説明してみましょう。
 トリプシンはそれ自身タンパク質ですが、消化という強力な作用をもつ物質が、なぜ同じタンパク質からなる膵臓を壊さないのでしょうか?
 トリプシンが腸管内で食べ物のタンパク質を消化している時、よく調べてみると、特定のアミノ酸が6個つながったペプチドが必ず発見されますが、これは酵素の一部が切れた断片であることがわかりました。
 すなわち、膵臓では、トリプシンの酵素作用をする部分は折り畳まれた構造の内部に深くしまい込まれていて、食べ物のタンパク質が接近できないため、不活性の状態(トリプシノゲン)となっているわけです。
 それが、腸内に分泌されると、すでに活性状態となっている他の酵素によってトリプシノゲンの末端部が切断されます。その結果、三次構造をつくっているアミノ酸の横の構造がほどけて酵素部分が表面に現れ、トリプシンとして作用を発揮することができるのです。
  急性膵炎というのは、突然トリプシンが活性化するため、放置すると膵臓が障害を受ける恐ろしい症状です。



各種アミノ酸の働き
各種アミノ酸の働き


posted by ハートマン at 12:19 | 各種アミノ酸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月22日

若いうちからの高血圧対策に有効

遺伝的な体質の改善に役立つ
 本態性高血圧は、遺伝的な要因が大きく影響して発症します。血圧の上昇しやすい体質が、親から子へ、子から孫へと受け継がれていくわけですが、かつお節オリゴペプチドには、このような本態性高血圧を改善する効果も、動物実験で確認されています。以下に紹介してみましょう。

《実験内容》
 実験には、遺伝的に高血圧を発症するネズミ(SHR)が使われています。SHRは、人の本態性高血圧と最も相関の高い実験動物として知られるものです。
 このSHRを四つのグループに分け、それぞれ次のエサで飼育しました。

@群=普通のエサ
A群=普通のエサ+かつお節オリゴペプチ   ド〇・〇二五%添加
B群=普通のエサ+かつお節オリゴペプチ   ド〇・〇五%添加
C群=普通のエサ+かつお節オリゴペプチ   ド一・〇%添加

《結 果》
 ネズミの正常血圧は人と同じで一三〇mmHg 前後ですが、SHRは加齢とともに上昇し、最終的に最高血圧が二〇〇mmHg にもなります。案の定、かつお節オリゴペプチドを与えなかった@群のSHRの血圧はぐんぐん上昇し、実験最終日の一〇・五週目には、最高血圧値が二一〇mmHg 以上にまで達しました。ところが、かつお節オリゴペプチドを与えたA〜C群のSHRは、どれも@群のSHRに比べて二〇〜三〇mmHg も血圧が低く抑えられ、かつお節オリゴペプチドの投与量が多いほど、血圧上昇が抑制されることがわかったのです。
 若いうちから毎日かつお節オリゴペプチドをとり続ければ、本態性高血圧の予防におおいに有効と思われます。


かつお節オリゴペプチドの威力
かつお節オリゴペプチドの威力

posted by ハートマン at 09:14 | かつお節オリゴペプチド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月21日

再度の調査でも六割以上の有効

心理的な影響の出ない厳格な試験
 前項の臨床試験のあと、著者らは、再度かつお節オリゴペプチドの有効性を調べる試験を行ないました。今度は、さらに正確な結果を得るため、かつお節オリゴペプチドの他に、かつお節オリゴペプチドと同じ形状・同じ味覚で、なおかつACE阻害活性をもたない偽の食品(かつお節フレーバー)を用意し、試験に参加した人には自分がどちらを摂取しているのかわからない状態でとってもらっています。
 被験者が、あらかじめ高血圧の改善に有効な食品と知って摂取すると、効かないものでも効果の出る場合があるので、それを避けるためにこの方法をとりました。

《試験内容》
 対象者は、血圧が正常値を越えている高血圧者三七名。二週間の観察期間ののち、二つのグループに分けて、それぞれ以下の形でかつお節オリゴペプチドを一日三cずつとってもらいました。
@前期投与群……試験開始から五週間にわ たってかつお節オリゴペプチドを含有す る食品を摂取し、六週目以降は偽の食品 をとった。
A後期投与群……試験開始五週間は偽の食 品を摂取。その後、六週目からかつお節 オリゴペプチド含有食品をとった。
 なお、観察期間の平均血圧値は、両群とも一五〇mmHg 前後でした。

《結 果》
 上のグラフのように、両群とも、かつお節オリゴペプチドを摂取開始後から、すみやかに血圧が低下しはじめ、最終的に有意な降圧作用が認められました。
 また、個々人の降圧度を前回の試験時と同じ方法で判定し、有効率(下降ないし下降傾向を示した比率)を算出した結果、全体の有効率は六二・二%となりました。


かつお節オリゴペプチドの威力
かつお節オリゴペプチドの威力


posted by ハートマン at 08:29 | かつお節オリゴペプチド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月20日

合併症が心臓と脳を直撃する

長患いが動脈硬化を促す
 長期にわたる血圧の上昇は、恐ろしい合併症を誘発します。その引き金になるのが動脈硬化の進行です。
 動脈硬化とは、血管の内壁に血中成分などが付着して、血管の穴が細くなったり硬くなる状態を言います。老化現象の一つですが、高血圧が続くとその進行が早まり、血行が障害されて体の各組織でさまざまなトラブルが生じてくるのです。
 特にダメージを受けやすいのが、心臓と脳です。
 ご承知のように、心筋を取り巻く冠動脈で動脈硬化が進むと、血栓が生じて「狭心症」や「心筋梗塞」を引き起こす原因にもなります。また、血行が悪くなって心臓が障害すると、収縮力が衰え、全身に血液循環させる血液ポンプの役目を十分に果たさなくなります。「心不全」と呼ばれる状態で、高血圧もその原因のひとつです。
 一方、脳内の動脈硬化の進行は「脳卒中」の重大因子となります。
 どれも生命をあやぶむ危険な病気ですから注意が必要です。

死亡原因のトップは高血圧?
 心臓病と脳の血管障害は、現在、わが国の死亡原因の第二位と第三位を占めています。この二つの病気の発生に、高血圧が深く関わっていることを考えれば、高血圧に起因する病気の死亡者数は、ガンのそれをはるかに上回ります。すなわち、日本人の死亡原因の第一位は、高血圧と言い換えてもおかしくないわけです。
 「たかが高血圧」と軽く考える人が結構多いようですが、高血圧は非常に恐ろしい病気です。血圧値が高ければ高いほど合併症を起こしやすく、また、将来の死亡率も上昇することをよく知っておく必要があるでしょう。



かつお節オリゴペプチドの威力
かつお節オリゴペプチドの威力


posted by ハートマン at 09:15 | かつお節オリゴペプチド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月19日

高血圧ってどんな病気?

血圧=心臓ポンプの威力
 私たちの体は、頭の先から爪先までくまなく血管が張りめぐらされています。そこを流れる血液が、随時、全身の各組織に酸素と栄養を供給することで生命活動が維持されているわけですが、こうした血液循環を支えているのが心臓です。
 心臓は、いわば血液ポンプとして四六時中休みなく収縮と弛緩を繰り返し、体のすみずみまで血液を送り出しています。そして血液の通り道である血管自体も収縮と弛緩を繰り返しながら、末端のほうへ血液を押し出す役目を果たしています。
 このとき、心臓から送り出された血液が血管の内壁を押す力のことを「血圧」と言います。

最高血圧一六〇mmHg 以上は危険域
 血圧は、心臓の収縮時に最高となり、心臓の拡張時に最低となります。一般に、前者を「最高血圧」(収縮期血圧)、後者を「最低血圧」(拡張期血圧)と呼びます。
 通常、血圧値は、一定の範囲(正常範囲)で安定していますが、何らかの原因でぐんと高まることがあり、そうした状態が長く続くのが、高血圧症です。血圧の正常範囲と危険域の基準は、上表のとおりです。

高血圧の九割以上が「本態性高血圧症」
 血圧の上がる原因の一つは、病気(腎臓病、糖尿病)です。腎臓、内分泌系、神経系、血管系などに異常が起こると、血管内壁の抵抗が増して血圧が上昇します。これは「二次性高血圧症」と呼ばれ、血圧を下げるには大元の病気の治療が重要です。
 一方、明らかな原因もなく血圧が上昇するのが「本態性高血圧症」です。日本の高血圧者の九割はこのタイプと言われています。原因がわからないために根本的な治療法はなく、重症になると、降圧剤による血圧コントロールを生涯余儀なくされます。




かつお節オリゴペプチドの威力
かつお節オリゴペプチドの威力


posted by ハートマン at 10:45 | かつお節オリゴペプチド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月18日

日本でのカロペプタイドの現状

オットセイ製薬による独占状態
 日本は現在、「オットセイ保護条約」に基づき、海上捕獲の禁止、繁殖島上での選別捕獲ならびに一般漁民の捕獲禁止により、オットセイは水産庁によって学術研究のためのみに捕獲され、獣肉はオットセイ製薬株式会社(埼玉県比企郡吉見町下細谷96)に払い下げられています。
 オットセイ製薬は、戦前からカロペプタイドを始め、オットセイに関連する医薬品等の製造を行なっており、占有権を有しているわけです。オットセイ製薬は、カロペプタイドの製造特許を継続維持し、現在も製造しています。それゆえ現在では、オットセイ製薬だけが「カロペプタイド」の製造を独占的に行なっていることになります。



良質タンパクが血行促進、美肌、若返りに効果
カロペプタイドで元気もりもり



posted by ハートマン at 09:05 | カロペプタイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月17日

カロペプタイドの臨床報告

慶大教授による臨床実験
 アミノ酸が多数、複合的に結合したカロペプタイドは慶大グループの臨床報告で次のような薬理効果が発表されています。
   *
 一連の研究開発は、慶応大学の林操先生の御創案によるもので(昭和42年1月28日、日本大学歯学部大学院大講堂において発表)同先生の説によると、
 「哺乳動物の末梢血管を拡張し、血液の末端組織への流入を抗進させる特性が強く、新陳代謝機能を増進させ、必然的に老化ならびに病的組織を賦活する効果が顕著である」
 ことが発表されました。
 「この末梢血管の拡張作用は心臓に過重な負担をかけないで効力を発することに理想的なもので、家兎を利用しての腹窓法試験での腸管等の紅変することによって立証される」
 とのことです。
 なお、末梢血管に多量の血液が拡散することから、自然動脈管の血圧を低下させる役割を果たすことも諸種の実験の結果で証明されております。
 このペプタイドを臨床的に応用することによって全組織の機能が増進し、顔色もよくなり、にきび、そばかす、老生のしみ、小じわなども防除され、白髪も黒変させる効果があるとのことです。
 なお、諸種の老人病、特に神経痛、リウマチ、腰または肩痛、悪性のゼンソク等に顕著な特効のあることが臨床的な多数の例を挙げて立証されております。
 なおこのペプタイドは外用塗布法にも適し、吸収もよく、良好な結果が得られるとのことです。

1.血圧降下作用
 動物体重1kgあたり抽出ペプタイド0・001〜0・05mgで、静注後20〜30分で徐々に降下した。正常血圧150mmの場合15〜20mm低下を記録。その後徐々に回復して5時間後には注射前の血圧に戻った。
 なお、1kgあたり、5〜7mg の大量を与えても25mm 以上の低下は示さなかった。この場合、心電図には何の変化も認められず、従って心臓に何らの負担も与えないことがわかった。

2.末梢血管の拡張作用
 腹窓法(腹壁に透明ガラスをはめ込んで内臓血管を覗く)により、兎の前胸または大腿部に2cm 四方の広さにカロペプタイド1・0%の軟膏を塗り込むと60分後には内臓血管の拡張が認められた。
 また、眼底カメラを用いて網膜の状態を観察しながらカロペプタイドを投与すると、眼底像でも明らかに末梢血管の拡張が観察できた。

3.大脳皮質表面の感受性に及ぼす影響
 このカロペプタイドが大脳皮質表面の感受性増大作用のある事実は確認できたが、これら詳細なことは今後の研究課題としている。

4.鎮痛効果の考察
 末梢血管の拡張作用により末梢に適度な熱感をもたらし、これが温湿布的な効用を持つことになり、その辺りの新陳代謝を高め、老廃物は除けるし酸素や栄養素の供給も増大される。
 その結果としての鎮痛効果は推論されるが、神経経路に直接作用されての効果かどうかなど、その鎮痛作用の機能は今後の解明を待たねばならない。

似た作用をもつ物質との比較
 強力な血管拡張作用をもつヒスタミン(活性アミン)は内臓筋肉の収縮作用があります。また、体内に入るとジンマシンなど種々のアレルギー反応を起こしやすいが、カロペプタイドは有効濃度がヒスタミンの1/6の0・00015%の微量でも効果が認め得るし、即効性はヒスタミンに劣るものの有効持続時間は却って長い。
 次に、血圧降下作用をプラッデキニンと比較すると、プラッデキニンの作用の急激なのに比し、カロペプタイドは作用が緩徐で上限があり、ある程度以上の濃度になると、いくら濃くしても25mm 以上の血圧降下がない。
 また、プラッデキニンは強い内臓筋肉の収縮作用があるのに対し、カロペプタイドにはこれがない。なお、プラッデキニンの血管拡張作用は強く瞬間的であるのに比し、カロペプタイドは緩徐なるもある程度の時間一定に持続する。
 さらに、いまだに種々論議の対象にされているプラッデキニンの作用を、まず静脈の収縮を起こさせ二次的に毛細血管が拡張されるものとの説に対し、カロペプタイドでは末梢毛細血管が全体的に拡張しているようである。
 これらの臨床結果から、慶大グループの研究は概要を次のようにまとめています。
 健康上の効果として、@悪性の神経痛、Aリウマチ、B肩痛、C腰痛、Dゼンソクなどに驚くべき効果があったことが報告され、この中では通常医者もサジを投げたほどの患者にも連続投与した結果、一ヶ月あまりで完治した例が多数報告された。
 また、美容的効果として、老化した細胞、病弱細胞が賦活されるので、にきび、そばかす、小じわ、シミなどの防除には有効性が高い。
 最後に、臨床応用データを載せます。

※表省略



良質タンパクが血行促進、美肌、若返りに効果
カロペプタイドで元気もりもり


posted by ハートマン at 11:55 | カロペプタイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月16日

オットセイは巨大な“肉食海獣”

哺乳類食肉目アシカ科
 オットセイの動物的分類は次の通りです。
門…………脊椎動物
綱…………哺乳類
亜綱………獣類
下綱………真獣類
目…………食肉目
亜目………ひれあし類
科…………アシカ科

 ひれあし類に属するものは、オットセイのほかに、アシカ、トド、セイウチ、アザラシなどがいます。要するに、オットセイは肉食の海獣≠ナす。
 体は紡錘形で前後の肢はひれ状になっています。
 頭が丸くて吻部は短く、耳介(耳の出っ張り)はあるけれど小さい、目は比較的大きく、尾はきわめて小さい。
 ひれ状の前後の肢を除いて全身に毛が密生し、生まれたばかりのときは全身が黒色ですが、一年を過ぎると背側は濃茶色、腹側は淡色となります。下毛は薄茶色です。 オスは成獣になると、首から肩にかけて、たてがみを生じ、体長(吻尾長)2・5mに達します。メスはオスより小さく、1・3メートルくらいになります。
 陸上を歩行したり走る場合は人間より遅いのですが、海中では瞬間時速20km くらいで泳ぎます。




良質タンパクが血行促進、美肌、若返りに効果
カロペプタイドで元気もりもり

posted by ハートマン at 09:14 | カロペプタイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月15日

タンパク質欠乏による弊害

タンパク質は強い味方
 タンパク質の欠乏は、免疫学的機能の障害を引き起こし、結核や上部呼吸器感染症の原因となります。
 そのほか、タンパク質欠乏によって生じる主なものは、次の通りとなります。

《マクロファージ走行性阻害因子(MIF)の減少》
 MIFは糖タンパク質の一種で、抗原などで刺激されたT―リンパ球や線維芽細胞、ヒトガン細胞から分泌されます。
 MIFはマクロファージと結合し、その粘着性を強めます。タンパク質の欠乏でMIFの分泌が低下します。

《白血球阻害因子(LIF)活性の減少》
 LIFは分子量68000〜1580000のタンパク質で、選択的に多形核白血球の自由走行性を阻害します。これは抗体や変異源物質で刺激されたリンパ球から分泌されます。タンパク質欠乏で、LIF活性の有意な減少が認められます。

《インターロイキン2(IL2)の作用低下》
 IL2はリンパ球の増殖と分化を誘導する因子で、タンパク質欠乏でこれに対する標的細胞の応答性は低下します。

《インターフェロン(IFN)の応答性の低下》
 IFNは多種多様なタンパク質の一群で、ウイルスの増殖を阻害する物質です。ウイルスIFNや免疫IFNがあります。タンパク質の欠乏でIFNの応答性は低下します。

《インターロイキン1(IL1)の生成低下》
 インターロイキン1タンパク質は13000〜20000の分子量をもっている特定の免疫応答に関係するモノカインの系列で、タンパク質の欠乏でこの生成が低下します。

《プロスタグランジン(PG)の生成を上昇させ、栄養性免疫不全の原因となる》
 PGは炭素数が20個の多価不飽和脂肪酸からなる、細胞機能の調整に大切な影響をもつ局所ホルモン。タンパク質欠乏によって、末梢血中の単核細胞からのPGE(プロスタグランジンE)の生成が上昇し、これが栄養性免疫不全の原因となります。

《ストレスの悪化増進》
 断眠や生活リズムの乱れと、タンパク質代謝は大いに関係します。ストレスは窒素(N)排泄を6〜20%も増加させます。
 タンパク質摂取量は、最低一日106・1gから最高一日147・4gで、感染、免疫などに対する抵抗性が、タンパク質摂取量やその質によって大いに影響されます。


良質タンパクが血行促進、美肌、若返りに効果
カロペプタイドで元気もりもり



posted by ハートマン at 21:01 | カロペプタイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月14日

臭いや黄褐色の問題も解消

活性炭で脱色する
 塩酸加水分解法絹粉末の欠点は、黄褐色を呈することと、アミノ酸の酸化分解に伴う悪臭です。脱色、脱臭は活性炭で処理し、真空パックすると防げますが、再び空気に触れると、色がつき臭いが出てきます。
 食品用にこの加水分解絹を使うとき、色はそれほど苦になりませんが、臭いは鼻つまみものです。色と臭いは一体なので脱色すれば臭いも消えます。しかし収量は半減してしまいます。すると価格も倍にはねあがります。
 脱色により脱落するアミノ酸はチロシンをはじめとして側鎖の長いアミノ酸です。すなわち必須アミノ酸と機能性アミノ酸の一部はなくなり、粉末の主体はグリシン、アラニン、セリンとなっています。二規定塩酸で四八時間加水分解した脱色粉末はアミノ酸が六割、オリゴペプチドが四割です。

「酵素法」で解決
 このオリゴペプチドは色も臭いもない白色粉末です。腸壁から吸収されるペプチドは五個体までなら難なく吸収されるといわれています。絹構成アミノ酸のほとんどを含む吸収性のよいオリゴペプチドが得られれば、色も臭いもない食品用絹粉末となります。
 そこで、オリゴペプチド作製に適した加水分解法として「酵素法」を取りあげたわけです。種々の酵素を検討した結果、タンパク質分解酵素アクチナーゼ(放線菌Streptomyces griseusの培養濾液から得られる)を用いることにしました。
 この酵素は魚肉蛋白の加水分解で用いられ、分子量二〇〇〜三〇〇位まで分解されます。なお良いことに、時間が経つと自己分解してしまうので除去する必要はありません。酵素加水分解方法は紙面の都合上、また細かい資料なので本書では割愛します。
 先ず絹溶液を作ります。一番簡単で低廉な方法は塩化カルシウム法です。屑絹を精錬したのち、細かく切り沸騰した塩化カルシウム飽和溶液に溶かします。これは今までの方法と同じです。冷えた頃を見計らって透析します。本来絹の分子量は35万ですが、塩化カルシウムで処理すると、およそ6万前後に落ちてしまいます。
 絹溶液濃度を約2%に調整し、絹重量の10%に相当する酵素を添加し、37℃で処理時間を変えて加水分解を行いました。分解後は速やかに煮沸し酵素を失活させます。 この分解物のゲル濾過の結果を図15に示します。子側からピークをA、B、C、Dとします。
 Aは分子量100前後、Bは約200、Cは400、Dは1500位の分子量を示しています。Dは加水分解時間が増すとCに集斂してきます。つぎにアミノ酸分析を行い、それぞれのピークを構成するペプチドを調べました。ピークAはチロシンが60%、グリシンとアラニンが10〜20%、他は微量ながら絹構成アミノ酸をほとんど含んでいました。
 ピークBにはジあるいはトリペプチドでN末端分析からGly・Ala・GlyかAla・Glyとなりかなり低いことから、その存在量も僅少です。
 ピークDも酵素処理時間が長くなると、ほとんど低分子側にシフトするので、ここではふれません。最も存在量の多いのはピークC(図16)です。グリシン、アラニン、セリンがほとんどで、そのモル比はおよそ3:2:1である。するとアミノ酸配列は、Gly-Ala-Gly-Ala-Gly-Serというペプチドが考えられます。ややセリンの少ないことから、C末端セリンはアラニンで置き代わっているかも知れません。

※図省略




血中コレステロール濃度、血糖値を抑制する効果
新発見 食べる絹


posted by ハートマン at 07:36 | 食べる絹 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月13日

血中アルコールを下げる

アルコール代謝に効果がある
 絹の成人病に対する効果を確かめるため動物実験を開始したのは、昭和六三年から平成二年にかけてのことです。
 まず、アルコールの代謝に効果があるか実験を行いました。左頁の表は、ラットの血液中のエタノール濃度を測定した結果です。絹加水分解物をエタノール投与前に与えたラットの血液中エタノール濃度は、無投与のラットにくらべ低い値を示し、アルコール代謝の効果のあることが分かりました。
 ところでエタノールの代謝は肝細胞において脱水素酵素により行われ、アセトアルデヒドとNADH(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸)を生じます。このNADHが過剰になれば、エタノールやアセトアルデヒドの酸化が阻害され、悪酔いを起こします。

アラニンが分解サイクルを活性化
 この酸化過程が円滑に行われれば悪酔いはありません。この酸化過程を賦活するのが肝グリコーゲンです。肝グリコーゲンが過剰なアルコール代謝のために不足すると、アミノ酸からグリコーゲンへの転換が始まり、アラニンはこのような役割を持つアミノ酸の第一候補です。
 すなわち、アラニンはアルコールの代謝で生じたアセトアルデヒドやNADHを分解するサイクルを活性化するエネルギー源になるわけです。アラニンを三分の一近く含む絹が、エタノール大量投与に対し有効に作用するのはこのためです。

※表省略



血中コレステロール濃度、血糖値を抑制する効果
新発見 食べる絹

posted by ハートマン at 09:09 | 食べる絹 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月12日

急速に進んだ絹食品開発

シルクアミノ酸醤油?
 加悦町の場合は、屑糸は丹後地方にある機屋から集めました。これからごみや飾糸をとり除きます。次に裁断機により五  位に切断します。これを加悦町にある精練所でセリシン(フィブロインのまわりにあるタンパク質)を落とします。
 京都衛生試験所の検査によると、人体に有害な金属および有機物はセリシンに付着しており、これを除くとほとんど無害になることがわかりました。
 この精練絹を塩酸で加水分解し、水酸化ナトリウムで中和します。最初にできるのは「シルクアミノ酸醤油」です。谷口さんのお宅で肉うどんを作ってもらい食べたところ、市販の醤油味の肉うどんに比べ優るとも劣らないおいしいものでした。
 これを、持参してきた脱塩装置にかけアミノ酸溶液にし、エバポレーターで濃縮したのち、冷凍室で凍らせ、凍結乾燥します。できた粉末は黄褐色を呈し甘酸っぱい味がしました。おそらくこれは記念に加悦町に保存してあるはずです。

甘みの秘密はアミノ酸
 この甘い味は、絹を構成しているアミノ酸、グリシン、アラニン、セリンのためです。側鎖の短いアミノ酸は甘味を持っています。苦味のあるアミノ酸、うま味のあるアミノ酸もあります。
 その後、加悦町ではタンパク質を分解する会社と専属契約を結び大量に絹粉末製造に乗り出し、平成二年末には三トンにもおよぶ絹粉末を製造し、販売するに至りました。
 当初製造した絹粉末は乾燥過程で粉末の核にデキストリン(飴)を使いました。そのため三〇%におよぶデキストリンが混っています。最近では消費者の需要に応じ、液状および絹だけの粉末も作っています。
 その他、食品用絹粉末を中国から輸入している会社(日本レジャー開発)も那須町にあります。この粉末は中国無錫にある会社(社長・楊孝楚)が製造したものです。「イオン交換樹脂法」により黄色のアミノ酸は除去し、酸化防止のため真空パックにしてあります。白色粉末で味は加悦町のものと変わりません。
 アミノ酸まで分解しないペプチドのままだと色も臭いもありません。これは「酵素分解法」により行われますが、値段は張るようです。



血中コレステロール濃度、血糖値を抑制する効果
新発見 食べる絹

posted by ハートマン at 10:42 | 食べる絹 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月11日

食品化の第一歩は絹ゼリー

減少し続ける絹生産
 左頁の図を御覧ください。昭和五十年には三十数万俵の生糸を生産し、昭和四七年には生糸の消費も五十万俵を超えていました。外国産の生糸も十万俵近く輸入され、業界はシルクブームが再来したと喜んでいた時期です。
 ところが昭和四十年末に起きたオイルショックのあおりをうけ、昭和五十年代に入ると、安い輸入生糸の流入、和服離れ、シルキー合繊の参入等により、養蚕農家の意欲もなくなり産繭量は減り続け、五十年末には生糸生産も十万俵そこそこまで落ちてしまいました。

冷蔵庫を開けてみたら
 どうしたら日本での絹の生産を維持できるのか、関係者は日夜頭をしぼり考えていました。私もそのひとりです。
 昭和五八年の春先のことです。蚕の吐糸過程を調べるため延伸用絹フィルム(絹を原料としたフィルム)を作ろうとして、再生絹溶液(絹を溶媒で溶かし透析した後の絹溶液)を冷蔵庫に保存しておきました。
 ところが数日後に開けてみたところ、寒天状のゲルになっていました。これをみたとき、これを食べたら絹の用途拡大につながらないかとふと思ったわけです。

「繭の里」で試食
 さっそく食べてみました。色も臭いも味もない「絹ゼリー」でした。そこで今度は、再び絹溶液を作りオレンジ、グレープ、コーヒーで味つけ≠オ食べてみました。これが市販のゼリーに優るとも劣らない喉ごしのよいゼリーでした。これならいけるということになり絹の食品化の第一歩がはじまったわけです。
 栃木県那須町にある「繭の里博物館」開館の折に、この絹ゼリーを皆さんに試食してもらったところ、たいへん好評でした。

※図省略



血中コレステロール濃度、血糖値を抑制する効果
新発見 食べる絹



posted by ハートマン at 15:36 | 食べる絹 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月10日

高脂血症を改善する黒酢

脂質の増加を抑制
 黒酢は、体内の脂質代謝を円滑にする働きをもつHDL(善玉)コレステロールを増やします。このHDLが減り、LDL(悪玉)コレステロールが増えると高脂血症になり、コレステロールや中性脂肪が血管壁に粥のような状態でたまり、動脈硬化がすすんでいきます。
 黒酢は善玉を増加させることにより血液をサラサラの状態に保ち、血圧を下げて血の巡りをよくする働きがあります。
 最近のラットによる研究で、腎臓障害による二次性の高脂血症という難しい症状でも黒酢が大きな力を発揮することがわかりました。
 ラットにドキソルビシンという抗悪性腫瘍抗生物質を注射すると、進行性のネフローゼ症候群とそれに伴う高脂血症がひきおこされます。このラットに2.0ml /kgの黒酢を毎日1回3週間飲ませたところ、血液(血清)中の脂質(総コレステロール、遊離コレステロール、トリグリセライド、リン脂質)の増加を抑えました。
 合成の酢酸(化学酢)と比較すると黒酢の抑制力が大きいので、酢酸のみでなく、黒酢に含まれるアミノ酸やミネラルなどの成分が合わさって抑制していると考えられます。

※図省略


疲労と便秘の解消に黒酢+オリゴ糖
疲労と便秘の解消に黒酢+オリゴ糖

posted by ハートマン at 07:54 | 黒酢+オリゴ糖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月09日

黒酢ゆえの優れたアミノ酸組成

黒酢の成分はここが違う
 天然醸造酢「黒酢」の力は皆さんにわかっていただけたと思いますが、ここでは黒酢の成分が具体的にどうバランスがとれているのか述べたいと思います。
 黒酢と一般米酢の成分の違いで特徴的なのは、黒酢の含む窒素量の多さです。窒素は50〜60%がアミノ酸で、このアミノ酸こそがまろやかな旨味をつくり出しているのです。黒酢には約20種類あるアミノ酸のうち18種類が含まれています。

バランスのとれたアミノ酸
 アミノ酸はこんぶやカツオなどにも含まれる旨味成分で、日本の食卓ではダシ調味料として親しまれています。黒酢にはバランス良くアミノ酸が含まれています。
 左ページの表は黒酢に含まれるアミノ酸とその含量です。見ていただければ分かりますが、バリン、ロイシンなど、からだでつくり出すことのできない必須アミノ酸がすべて含まれています。これらのアミノ酸は、穀物が原料の醸造酢だからこそのもので、中でも原料に米・玄米を使う黒酢のバランスの良さは、他の一般米酢には見られないものです。
 食べ物から直接摂取しなければならない必須アミノ酸が、少量ながら黒酢にはすべて揃っているのです。もちろん、黒酢だけで1日の必要量を満たすわけではありませんけれども。

※表省略

疲労と便秘の解消に黒酢+オリゴ糖
疲労と便秘の解消に黒酢+オリゴ糖






posted by ハートマン at 07:02 | 黒酢+オリゴ糖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月08日

先人の知恵、殺菌・防腐作用

身近で利用される殺菌作用
 酢は味を付けたりするだけでなく、その殺菌作用を利用して食べ物の保存にも使われます。
 締め鯖は、いたみやすいサバを酢でしめて(魚のタンパク質を引き締める)、保存がきくようにし、加えて味付けがうまく合った料理です。また、ご飯がいたまないように酢を使ったお寿司や、長期保存用に作られるピクルスといった野菜の酢漬けなど、身近な料理に酢は利用されています。
 他の調味料と殺菌効果を比べて見ましょう。食中毒の原因となる大腸菌、赤痢菌などを短時間で退治しているのがよくお分かりいただけるでしょう。
 料理以外にも、酢の殺菌力は役立つ可能性を秘めています。水虫撃退や口臭予防、口内炎予防にも活用することができます。白癬菌(水虫)を酢に20分浸したところ菌は全滅したとの実験報告もあります。
 また、酢を水で2倍に薄めたものを部屋を閉め切って蒸発させ、流行り風邪の予防をするという利用法もあります。

漢方では解毒剤に
 漢方では酢の主な効用として「滞っているものを散らし、解毒、殺虫する」と『中薬大辞典』に記されています。具体的には、産後の出血による体のふるえ、黄疸、冷や汗、吐血、鼻血、大便下血、陰部掻痒、からだの中のおできなどです。漢方における「血」というのは現代医学の「血液」を含み「体液すべて」を指すと言われています。
 他にも、先ほどのべた食べ物の殺菌作用や、吐き気や気持ちの悪さを消すといった作用についても記されています。


※表省略

疲労と便秘の解消に黒酢+オリゴ糖
疲労と便秘の解消に黒酢+オリゴ糖


posted by ハートマン at 20:28 | 黒酢+オリゴ糖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月07日

刺激少なく胃腸にやさしい黒酢

酢酸の刺激が弱められ腸を傷つけない
 疲労回復などの効用があるお酢ですが、酸っぱさのもとである酢酸は取りすぎると胃や十二指腸の粘膜を刺激します。特に空腹時に原液を飲むと、粘膜障害をひき起こす可能性もあります。
 しかし純粋米酢・純粋玄米酢、つまり黒酢はこの酢酸の刺激性が、合成酢よりも弱められていることが、マウスへの経口投与の実験から明らかになっています。
 それどころか、黒酢には各種のストレスからくる胃腸障害、なかでも胃潰瘍や十二指腸潰瘍の発生を抑える力があります。潰瘍は胃液分泌の調節がうまくいかずに、胃腸壁に傷を作ってしまったものですが、胃液の分泌が少ない時には、黒酢の主要成分の酢酸と乳酸が消化吸収を助けます。
 また、後で述べる殺菌作用で、胃液に代わり食べ物に付着した雑菌を減らすのです。さらに、胃液分泌過多の場合には、黒酢のアミノ酸が胃粘膜を保護します。そこで、潰瘍部分が治癒するのを助けるというわけです。



疲労と便秘の解消に黒酢+オリゴ糖
疲労と便秘の解消に黒酢+オリゴ糖


posted by ハートマン at 12:22 | 黒酢+オリゴ糖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月06日

健康によいコンブを食べよう

まず意識して食卓にコンブを
 ここまで、コンブそのものが持っている素晴らしい栄養と機能、そしてコンブの成分「フコイダン」の期待できる力について紹介してきました。
 コンブが体の健康に役立つということは、これからもさらに科学的に研究されていくはずです。せっかく有効性が解明されてきたのですから、西洋風の食事に偏らずに、今後は意識してコンブを食卓で使って欲しいものだと思います。もちろん、うま味成分を生かしてダシを取る機会は常に多いと思いますが、この際、ダシをとったコンブを捨ててしまったりせずに、柔らかく一緒に煮込んで食べるようにしてみましょう。コンブそのものの持つミネラルなどの栄養は、ダシだけでは取ることができません。

栄養のバランスももちろん重要
 洋風の食事になれてしまうと、肉ばかりを摂取しがちです。肉料理に少しばかりついている野菜サラダを食べれば栄養のバランスがとれると安心してしまいそうですが、それでは食物繊維も栄養も足りません。
 こんな時、つけ合わせとして海藻を食べると栄養のバランスが見違えるほど改善されます。
 逆に、コンブが体にいいといって、毎日毎日コンブしか食べないのでは困ります。コンブは、低カロリーです。よってコンブだけ食べていても生活に必要なエネルギーは不足してしまいますし、栄養素のバランスも崩れてしまいます。
 肉や魚、タンパク質やビタミンをきちんと取った上で、コンブを食卓に加えるのが最善。何事もバランスをとるということが肝心だということです。



ガン細胞を自滅させる昆布のフコイダン
ガン細胞を自滅させる昆布のフコイダン

posted by ハートマン at 11:30 | フコイダン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月05日

ガン細胞が自ら消滅する

ガンを自殺させるフコイダンの威力
 さて、ここまでフコイダンが体に与える影響を述べてきましたが、ここからはフコイダンがガン細胞に与える影響についてさらに詳しく見てみましょう。
 まず現在、ガンに対して体の免疫を高める物質が幾つもあることが報告されるようになってきました。たとえば体の中にガン細胞ができるとすかさずそれを攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞の働きを助ける物質があること。また免疫力を高めてガン細胞の転移や増殖を不可能にする物質の存在など、さまざまな物質が研究され、報告されるようになりました。そんな中でも最も注目されてきたのが、ガン細胞を攻撃してやっつけるのではなく、ガン細胞そのものが自然に、自ら消滅してしまう。つまりガン細胞が自殺してしまうように促してくれる物質の存在です。この働きを「アポトーシス(細胞自殺)促進作用」というのですが、ガン細胞に対してこの作用を起こさせる力を持つ物質の一つに、コンブに含まれる成分、フコイダンがあったのです。(1)〜(4)





ガン細胞を自滅させる昆布のフコイダン
ガン細胞を自滅させる昆布のフコイダン

posted by ハートマン at 12:58 | フコイダン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする