2016年09月09日

サプリメント以外でもα―リポ酸を摂れる?

 α―リポ酸は、体内で重要な働きをしているにもかかわらず、加齢に伴いその量が減少してしまうために、体外から補給する必要が生まれてくるわけです。
 一般に、私たちの体に必要な物質は食物から摂るのが普通です。ところが、α―リポ酸の場合は、なかなかそういうわけにはいきません。
 動物の心臓や腎臓、肝臓、脳などにはα―リポ酸が含まれていますが、これらのものが食卓に上る機会は少ないでしょう。
 さらに植物からとなると、トマトやブロッコリー、ホウレンソウなどのように、α―リポ酸を含む食物はあるのですが、その含有量が微量な上に、野菜の中のα―リポ酸が、実際に体内に吸収されているかどうかは確認されていないのです。
 このような事情から、α―リポ酸を食物から補給するというのは、かなり困難かつ不確実なことです。
 したがって、α―リポ酸を効率よく確実に摂取するには、サプリメントの利用が最もよい方法となります。
Q外国にはどんなα―リポ酸のサプリメントがあるの?
 アメリカをはじめとして、いろいろな国においてα―リポ酸を素材とした数多くのサプリメントが商品として、利用者に提供されています。
 特に、サプリメント大国と言われるアメリカにおいては、年間40〜50トンが流通しており、抗酸化サプリメントとして大きな市場を形成し、人気を得ています。
 そのアメリカでは、抗酸化作用による健康効果目的のサプリメントのほかに、美肌や美白といった美容効果を期したサプリメントも開発されています。そのほか、ダイエット目的のものや、酸化ストレスにさらされやすいスポーツ選手向けのサプリメントも、商品として流通しています。
 これらのサプリメントの形状はさまざまですが、主なものとしては、錠剤、カプセル、スティック状でそのまま食べるシリアルバータイプなどが挙げられるでしょう。

α−リポ酸で代謝促進、酸化と肥満に勝つ
α−リポ酸で代謝促進、酸化と肥満に勝つ



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2016年01月25日

R(+)―α―リポ酸の毒性は?

毒性に関しては、次のような急性毒性試験の結果から安全であると考えられます。

約一週間の予備飼育を行ない、異常のないことを確認した五週齢のICR系マウスを、ポリカーボネート製ゲージに雄と雌に分けて各五匹ずつ入れ、室温二三℃±二℃、照明時間一二時間/日に設定した飼育室において、飼料および飲料水は自由に摂取させて飼育しました。

そして、約四時間絶食させた後に、試験群(雄雌各五匹)には包接R(+)―α―リポ酸(二〇〇〇r/s)を注射用水で懸濁した試験液を単回経口投与し(胃ゾンデを使って口から胃へ直接)、対照群(雄雌各五匹)には注射用水を投与しました。

これを一四日間行ない観察したところ、二〇〇〇r/sという極めて高濃度での投与にもかかわらず、試験群のすべてのマウスに異常および死亡例は認められないという結果が得られました。




包接R−α−リポ酸
抗糖化・糖尿病対策に 包接R−α−リポ酸

posted by ハートマン at 11:09 | α−リポ酸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高齢者に多い骨折やひざの痛み

動脈硬化と同様に、高齢者に多く見受けられるのが骨粗鬆症や変形性関節症です。

骨粗鬆症は、加齢などにより骨量が減って骨が弱くなり、骨折が起きやすくなる病気です。高齢者の場合の骨折は寝たきりにつながりかねないため、たかが骨折と馬鹿にはできません。

骨粗鬆症は、男性より女性に多くみられます。女性は加齢に加え、閉経後に、骨形成を活発にするエストロゲンという女性ホルモンが急激に減少してしまうからです。さらに、もともと女性は男性よりも骨量が少ないことも関係しています。

変形性関節症は、関節の軟骨がすり減り、骨と骨とが直接こすれるために痛みが生じる病気です。原因としては、加齢や肥満などがあげられます。

この変形性関節症の中でも、最も多くみられるのは変形性膝関節症です。高齢者では、ひざの痛みを訴える人の割合が非常に高くなっています。

ひざの不調から、座る、立つ、歩くなどの日常生活の基本的な動作に支障が出るようになると、活動量が減って体力が衰え、ほかの病気を併発しやすくなってきます。



包接R−α−リポ酸
抗糖化・糖尿病対策に 包接R−α−リポ酸

posted by ハートマン at 11:09 | α−リポ酸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

肌のハリ、弾力を生むのは真皮

体の老化の中でも顔のシワやたるみなどは自覚しやすい分、特に気になるものです。

皮膚はそれぞれ構造や役割が異なる三つの層―表皮、真皮、皮下組織―から成り立っています。これらのうち、シワやたるみなどに関係してくるのは真皮です。

この真皮には線維芽細胞と、それらの間を埋める細胞外マトリックス(基質)が存在します。細胞外マトリックスではタンパク質のコラーゲンが網の目のような構造を形成することで皮膚にハリを与え、また同じくタンパク質のエラスチンがその網の目の結び目部分を結合し支えることで、皮膚に弾力を生み出します。

そして、網の目の透き間部分を、ヒアルロン酸やプロテオグリカンといった保水性にすぐれた物質がたくさんの水分を含みながら満たすことで、皮膚にみずみずしさが生まれてきます。細胞外マトリックスを構成するこれらの物質は、線維芽細胞によりつくり出されます。




包接R−α−リポ酸
抗糖化・糖尿病対策に 包接R−α−リポ酸

posted by ハートマン at 11:08 | α−リポ酸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

R(+)―α―リポ酸が糖代謝を促進

α―リポ酸は、ヨーロッパで糖尿病治療薬として、二〇年以上前から使用されています。

また、現在ではサプリメントとしても利用されているわけですが、前にも述べたように、これまで医薬品やサプリメントに使用されてきたα―リポ酸はラセミ体と呼ばれるもので、R(+)―α―リポ酸(R体)とS(−)―α―リポ酸(S体)を等量ずつ含む物質です。

このR体とS体は、次頁の図に示す通り、実は体内で相反する働きをしています。R体がピルビン酸からのアセチルCoA生成に関与するピルビン酸脱水素酵素(PDH)の活性を増大させることで、糖代謝を高めるのに対して、S体はその逆に働きます。

糖代謝の促進は、血糖値の上昇抑制や糖化反応の低減につながります。したがって、R体つまりR(+)―α―リポ酸は、従来のラセミ体に比べ糖尿病における血糖値のコントロール、さらにはさまざまな合併症の予防、治療においてより有効と考えられます。

ここで、R体とS体とでは逆の働きなら、ラセミ体は果たして効果があるのかという疑問が浮かびますが、結論からいえば、ラセミ体にも多少の効果はあると考えられます。それは、R体がS体よりも体に吸収されやすい性質のため、R体とS体を同量ずつ摂取しても、R体の働きのほうが勝ることになるからです。



包接R−α−リポ酸
抗糖化・糖尿病対策に 包接R−α−リポ酸

posted by ハートマン at 11:07 | α−リポ酸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする