2017年03月14日

「肌に塗る」+「食べる」で万全

ヒアルロン酸は消耗しやすい
 体内のヒアルロン酸は、きわめて消耗しやすい物質です。例えば、ヒアルロン酸と同じ細胞外マトリックスの成分であるコラーゲンの半減期(体内にある物質がその半分に消耗するまでの期間)は約半年。これに対して、ヒアルロン酸の半減期は約二週間で、表皮のヒアルロン酸に至っては、わずか一日で半減します。
 それでも、ヒアルロン酸の生合成が盛んな十代までは、放っておいても弾力に富んだみずみずしい素肌が保たれます。
 ところが、年令を重ねるごとに、ヒアルロン酸を体内で作る能力は衰えていきます。若い素肌を保つには、ヒアルロン酸を積極的に補うことが大切です。

ヒアルロン酸の上手な補給法
 皮膚にヒアルロン酸を補うには、ヒアルロン酸入りの化粧品を利用するのも一つの方法です。しかし、肌へ塗布するだけでは、表面を潤すことはできても、肝心の真皮層まで十分なヒアルロン酸が行き届かないと考えられます。
 ヒアルロン酸の効果を確実に、効率よく得るには、ヒアルロン酸を食べて、体の内部から補うのが理想でしょう。
 ちなみに、顔にできた小ジワは、その皮下にヒアルロン酸を注射すると、速効できれいに伸ばすことができます。実際にこうした治療が美容形成外科で行なわれています。ただし、ヒアルロン酸の注射は大変高額であり、代謝が早いため、その効果は二週間で消えてしまいます。
 最近では、ヒアルロン酸をマイクロカプセルに包んで注射する方法もあり、この方法だと効果がかなり長持ちしますが、それでもやはり皮膚の根本から若い素肌を取り戻すには「食べるヒアルロン酸」を利用するのが一番です。




美肌づくりと関節痛の緩和にヒアルロン酸
美肌づくりと関節痛の緩和にヒアルロン酸

posted by ハートマン at 08:57 | ヒアルロン酸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月13日

肌のトラブルに八〇%を越える効果

食べるヒアルロン酸を使った実験
 ヒアルロン酸を「食べる」と、肌にどのような変化がみられるのか――私たちは次のような臨床試験を試みました。  試験に協力してもらったのは、二四〜六八歳の三二名の女性です。これらの方たちに、八週間にわたってヒアルロン酸を高濃度に含む健康食品を一日五六〇rずつとってもらい、顔、手指、足底の、それぞれの皮膚の変化を調べました。
 結果は、23〜25頁の図のとおりです。 まず、医師の診断と写真撮影による判定では、顔に対する有効率(やや有効以上)が八四・四%にのぼり、手指に対しては七一・九%、足底にも七〇・四%という、高い有効率が得られました。
 また、本人が自覚する肌のうるおい感、張り、しっとり感も、ヒアルロン酸の投与前にくらべて、投与後ではおおむね八〇%前後の改善がみられています。
 さらに、皮膚表面の湿度を測定する機器(スキコン200)を使った判定でもヒアルロン酸投与後のほうが、皮膚の水分を保つ機能の上昇が認められました。

※図省略



美肌づくりと関節痛の緩和にヒアルロン酸
美肌づくりと関節痛の緩和にヒアルロン酸


posted by ハートマン at 10:06 | ヒアルロン酸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月11日

驚異の「保水力」が効果の決め手

地球上で最もすぐれた保水物質
 ヒアルロン酸の働きで、最も特筆すべきは、その強い保水力です。
 人をはじめ、地球上のあらゆる生命体は、水の存在なしでは生命活動が成り立ちません。水を失うことは、そのまま生命を失うことにつながります。
 そこですべての生物は、体内に水を保つための物質を備えています。植物ではセルロース、昆虫や甲殻類はキチン、細菌類は細菌細胞壁、といった具合です。 一方、人類を含む脊椎動物が、進化の過程で獲得した、地上に存在する最もすぐれた保水物質がヒアルロン酸です。

一gで六sの水を保持できる
 ヒアルロン酸は、自らの重さの六千倍もの水を抱え込む力があります。つまりたった一g のヒアルロン酸で、六sの水を保つことができるのです。このような物質はほかに存在しません。
 しかも、ヒアルロン酸の保水力は、温度や湿度といった環境因子に左右されることなく、安定しているのも大きな特徴です。これは、ヒアルロン酸が「二次結合」(図参照)という形で水を抱えていることによります。
●肥えた土壌には元気な作物が育つ
 ヒアルロン酸の驚異の保水力は、全身の細胞の活性化に欠かせないものです。 なぜなら、血液を介して細胞外マトリックスへ届いた酸素や栄養は、ヒアルロン酸の抱えるネバネバした水分を水路にして各細胞へ運ばれるほか、細胞の出す老廃物を血管まで回収するときも、同じヒアルロン酸の水路が使われるからです。肥えた土壌に元気な作物が育つように細胞外マトリックスにヒアルロン酸が豊富にあれば、細胞はいつも元気に働けるわけです。


※図表省略




美肌づくりと関節痛の緩和にヒアルロン酸
美肌づくりと関節痛の緩和にヒアルロン酸


posted by ハートマン at 07:50 | ヒアルロン酸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月10日

ヒアルロン酸って、どんな物質?

全身に広く分布する巨大分子
 ヒアルロン酸は、分子量が六〇〜八〇〇万の、とても大きな物質です。ムコ多糖のなかでも、その大きさは秀でていて最も大きいものはコラーゲンの三〇倍近くにおよびます。
 一方、ヒアルロン酸の化学的な構造はきわめて単純で「N―アセチル―D―グルコサミン酸」というアミノ糖と、「D―グルクロン酸」というウロン酸が、交互に規則正しく、細長く連なった形をしています。
 体内のヒアルロン酸は、全身の組織に分布し、なかでもヒアルロン酸が多いのは皮膚、関節、骨、軟骨、腱、血管、心臓(弁)、目、脳などの部位です。
 ヒアルロン酸が多く存在するということは、その組織が働くうえで、ヒアルロン酸が特に欠かせないことを意味しています。
 また、興味深いことに、ヒアルロン酸を食べて外部から補給すると、そうしたヒアルロン酸の多い部位に、顕著な効果が現われることが分かっています。

綿菓子のような形をしてる
 ところで、ヒアルロン酸は、体内では糖たんぱく質やほかのムコ多糖と結びついて存在しますが、純粋のヒアルロン酸は白い綿菓子状をしています。
 この綿菓子状の純粋なヒアルロン酸に水を少し加えると、みるみるうちに透明のジェルに変化します。それを手のひらにのばすとつるつるした心地よい感触があり、決してベトつかず、さらっとしているのが特徴です。
 実はこうした特徴こそ、次の項で説明するヒアルロン酸の強い保水力を示すものであり、ヒアルロン酸の美肌効果や健康効果を生む原動力となっています。

※図省略


美肌づくりと関節痛の緩和にヒアルロン酸
美肌づくりと関節痛の緩和にヒアルロン酸


posted by ハートマン at 09:57 | ヒアルロン酸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする