2017年03月01日

血管を若く保って、心臓を守る

血圧降下プラス余分な血中脂質の排除
 脳卒中と並んで高血圧に合併しやすいのが、心臓病です。
 血圧が上昇すると、心臓を養っている冠動脈や末梢の毛細血管の動脈硬化が急速に進みます。すると、血液の流れが悪くなって、ポンプ役の心臓の負担が増すほか、冠動脈が詰まって狭心症や心筋梗塞を起こしやすくなるのです。
 血圧の正常化に役立つギャバは、心臓病の予防にも最適です。
 加えて、ギャバは、動脈硬化の促進因子として知られる血液中の余分な脂質を減らす働きもあります。
 高血圧ネズミに、ふつうのエサにギャバの豊富な食品を混ぜて与えた結果、ギャバを与えなかったネズミにくらべて、血中の中性脂肪値が30%も低く抑えられたという報告がでています。
 また、ギャバの豊富なエサを食べさせていると、コレステロールを与えてもなお、血管へのコレステロールの付着がほとんどみられないことも明らかにされています。

高血圧はGABA(ギャバ=γ−アミノ酪酸)で治す
高血圧はGABA(ギャバ=γ−アミノ酪酸)で治す


posted by ハートマン at 09:35 | ギャバ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月28日

ギャバの摂取で「血圧が下がった」

4週間で明らかな血圧降下
 動物実験でみられたギャバの成果は、そのまま私たち人間にも期待できます。医療法人仁窓会福地医院で行なわれた臨床試験から紹介しましょう。
 試験の対象となったのは、正常範囲の高値血圧者と軽症の本態性高血圧の患者さん30名です。
 患者さんを3つのグループに分け、それぞれ1日相当量としてギャバを「20r」「30r」「40r」含む調味料をとってもらい、血圧の変動を調べました。
 2週間後、4週間後の結果を示したのが次ページの図です。1日20r摂取群では最大が125→117mmHgに、最小が80→73mmHgに、同様に30r摂取群では最大が125→114に、最小が79→70mmHgに、40r摂取群では125→118に、最小が77→72mmHgといった具合に、どの群の患者さんも最大血圧および最小血圧が有意に低下しました。

ギャバの豊富な紅麹の臨床試験
 東京警察病院循環器センターでは、ギャバの豊富な紅麹を使って、次のような臨床試験を実施しています。
 対象となったのは、軽症ないし境界域の本態性高血圧の患者さん12名(42〜61歳)です。
 患者さんを2つのグループに分け、一方にだけ生活指導とともにギャバの豊富な紅麹入りドリンクを毎日飲んでもらい、もう一方のグループは生活指導のみ実施して対照群としました。
 6ヵ月後、ギャバの豊富な紅麹ドリンクを飲んでいたグループでは、試験開始時の164/99mmHgから154/88mmHgへと、最大血圧および最小血圧がともに低下しました。
 ちなみに試験中は、すべての薬剤が中断されていたので、これは明らかにギャバの豊富な紅麹のパワーといえます。
 さらに、ギャバの豊富な紅麹ドリンクを飲んでいた群では、6ヵ月後には血中コレステロール値も228r/dlから184r/dlと、有意に減少していたそうです。
 これに対して、ギャバを含まない偽ドリンクを飲んでいた対照群は、6ヵ月たっても血圧および血中コレステロール値に明らかな低下はみられませんでした。

おだやかで安全な作用が特徴
 このほか、ギャバの豊富な緑茶やクロレラ・米胚芽などを、高血圧の患者さんにとってもらった研究でも、それぞれ血圧の降下が報告されています。
 こうしたギャバの降圧効果は、血圧が高い人ほど大きな成果がみられ、血圧が正常範囲まで下がると、あとはその状態を維持する方向に働くのが、降圧剤と異なる特徴です。
 ことに境界域や軽症の高血圧の改善にギャバは効果的で、高血圧に基づいて発生する脳卒中や合併症を防ぐうえでも大いに役立ちます。これについては次章で詳しく紹介します。
 また、いずれの研究においても、副作用が報告されていない点も注目したいところです。


※図省略




高血圧はGABA(ギャバ=γ−アミノ酪酸)で治す
高血圧はGABA(ギャバ=γ−アミノ酪酸)で治す

posted by ハートマン at 09:52 | ギャバ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月27日

ギャバは高血圧にここまで効く

ギャバの効果を示す動物実験
 高血圧に対するギャバの効果は、多くの動物実験で立証されています。
 それらの実験では、人の本態性高血圧と同じ症状を示す動物として、高血圧自然発症ラット(以下、高血圧ネズミ)が使われています。このネズミは、遺伝的に高血圧になりやすい素因をもっていて、放っておくと加齢につれて血圧がぐんぐん上昇していきます。
 実験では、そうした血圧の上昇を、ギャバの豊富な食品を与えることで、どこまで抑えられるかをみているわけです。代表的なものを以下に紹介しましょう。

ギャバの豊富な緑茶を使った実験
 筆者(大妻女子大学・大森)らは、高血圧ネズミを3つの群に分け、それぞれ次の飲料を与えて血圧の変動をみました。
@群=最初は「ギャバの豊富な緑茶」を与
 え、途中から「緑茶」を投与
A群=最初は「緑茶」を与え、途中から
 「ギャバの豊富な緑茶」を投与
B群=全期間「水」を投与
 各群の平均血圧の推移は、左ページ上段図のとおりです。
 実験開始時の平均血圧は、どの群も160mmHgでしたが、ギャバを与えていないA群とB群では、日を追うごとにじわじわと上昇しました。これに対して、ギャバの豊富な緑茶を与えた@群は、逆に血圧がぐんぐん低下したのです。
 そして3週目になると、ギャバを与えていないA群とB群の平均血圧は170mmHgを超えて大きく上昇しましたが、ギャバの豊富な緑茶を与えていた@群は150mmHgにまで低下。ギャバの投与で、明らかな血圧降下作用が認められたのです。
 また、途中(図の18週)から@群とA群のネズミに与えるお茶を反対に取り替えたところ、両群の血圧の変動が見事に逆転しました。

ギャバの豊富な米胚芽での成果
 筆者(大森)らは、ギャバを増やした米胚芽にも、同様の血圧降下作用が期待できることを次の実験で確認しています。
 高血圧ネズミを3群に分けて、次のエサで飼育しました。
@群=ふつうのエサ
A群=ふつうのエサ+ギャバを増やした
 米胚芽5%混入
B群=ふつうのエサ+ギャバを増やした
 米胚芽10%混入
 なお、各群のネズミの、実験開始時の平均血圧は202mmHgでした。
 12週間後、ふつうのエサで飼育した@群の平均血圧は241mmHgまで上昇しました。
 ところが、ギャバを増やした米胚芽を5%混ぜたA群では225mmHg、10%混ぜたB群では209mmHgに抑えられました(左ページ上段図)。
 つまり、ギャバの投与量が多いほど、顕著な血圧降下作用が得られたわけです。
 このほか、ギャバを豊富に含む紅麹や、ギャバを増やしたクロレラ、米ぬか漬由来の乳酸菌がつくりだすギャバなどを使った実験でも、同じような血圧降下作用が確認されています(左下段の図)。

※図省略

高血圧はGABA(ギャバ=γ−アミノ酪酸)で治す
高血圧はGABA(ギャバ=γ−アミノ酪酸)で治す


posted by ハートマン at 09:45 | ギャバ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月26日

ギャバの効果は厚生省のお墨付き

ギャバの研究経緯
 脳のなかにギャバが存在することが発見されたのは、1950年のことです。海外の3つの研究グループが同時期に見いだし、一躍脚光を浴びました。
 脳内に存在するということは、それだけで私たちの生命活動に大きな影響を与える物質であることを意味します。
 というのも、脳は、からだの総指令本部であり、そのなかに入ることのできる物質は必要最小限に限られているからです。
 いわばギャバは、数ある生体物質のなかでも選ばれたエリート物質といったところです。

日本では医薬品として普及
 脳にギャバが多く含まれることが確認されて以後、ギャバが脳の働きにどのように関わっているかを探る研究が、各国で盛んに進められました。
 そして1963年、アメリカの研究者が、動物にギャバを投与すると血圧の上昇が抑えられることを報告。
 これを契機に、その後、ギャバには、脳の血流を高めて、脳への酸素供給量を増したり、脳細胞の代謝(老廃物を排出し、栄養物を摂取する働き)を活性化する働きのあることなどが続々と明らかになりました。
 こうした働きが評価され、日本では1959年にギャバの誘導体(分子構造中の一部分が変化してできた化合物)が医薬品として認められました。「ガンマロン(第一製薬)」と呼ばれる薬がそうです。
 その適応は、脳卒中や頭部外傷の後遺症、脳動脈の硬化症による頭痛、耳鳴り、記憶障害、意欲低下など。
 以後、今日まで長く医療現場で使われています。



高血圧はGABA(ギャバ=γ−アミノ酪酸)で治す
高血圧はGABA(ギャバ=γ−アミノ酪酸)で治す

posted by ハートマン at 13:14 | ギャバ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする