2016年11月07日

古典流のマテ茶の入れ方と飲み方

 ボンビージャ(ストロー)で回し飲みするマテ茶の古典的な飲み方を紹介します。
 まず、マテ壺(グァンボ)に茶葉を入れます。容器の3分の2まで入れたら、壺の口をふさいで逆さにし、軽く揺すります。こうすると茶葉の細かい部分が表面にきますので、ボンビージャを使って飲むときに、先端の穴が詰まりにくくなるのです。
 次にマテ壺を傾けて茶葉を片方に寄せ、茶葉の少なくなったほうに、ぬるま湯か水を注いで茶葉を湿らせます。茶葉が軽く湿ったところで、ボンビージャをマテ壺に差し込みます。このとき、ボンビージャの飲み口は指を当ててふさいだままにし、茶葉の少ないほうに入れるようにします。
 ボンビージャを差したら、動かさず、ゆっくりとお湯を注ぎます。  〜  度が適温でしょう。お湯を注ぐときには、一部の茶葉だけを湿らす程度にします。
 こうして準備が整ったら、最初にマテを用意した「接待役」が飲み、次の人に回します。ただし、マテは少しずつ回し飲みするわけではありません。1人1杯ずつ飲んでいくのです。接待役は飲む人が変わるたびにボンビージャの位置を変え、お湯を足し、味が薄くなったら茶葉を取り替えるようにします。

機能性と栄養に優れた南米のマテ茶
機能性と栄養に優れた南米のマテ茶

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2016年11月05日

お茶っ葉の作られ方と抽出液の特徴

製造法は大別すると三つ
 お茶とひと口にいっても、種類はさまざま。日本の緑茶、インドの紅茶、中国大陸のウーロン茶、さらにはハーブティーと、その種類を挙げたら切りがありませんが、製造の方法は大きく三つに分けられます。
 まず、「不発酵茶」と呼ばれるもの。その代表が緑茶です。葉を蒸したり、釜炒りして、直に加熱するものです。こうすると、カテキン類などのポリフェノールを酸化重合させるポリフェノールオキシダーゼという酵素の活性を止めることができます。ポリフェノールが酸化重合されると黄色から褐色を帯びるさまざまな色素化合物が生成します。緑茶はポリフェノールの重合が抑制されるので、茶(抽出液)の色は緑色から黄色になります。
 次に、「半発酵茶」。葉をしおらせた後で炒って、つぶしたり、よりをつけるものです。ウーロン茶がこれに該当しますが、ポリフェノールの酸化は中程度になります。色は黄色から褐色。
 さらに、紅茶などの「発酵茶」。この製造方法は、葉をつぶしたり、よりをつけたりした後、乾燥させるというもの。ポリフェノールの酸化は著しく、色素化合物の生成量は多くなっていくので茶の色は濃い紅褐色となります。

グリーンタイプとローストタイプ
 マテ茶は緑茶に近い製法で作られます。つまり、不発酵茶というわけですが、マテ茶にはグリーンタイプ(グリーンマテ)とローストタイプ(ブラックマテ)の二種類があります。現地で飲まれているのは主にグリーンタイプのものです。
 作り方は、まず若葉のついている小枝をドラムや鉄板などを用い直火で加熱します。こうすることで、葉に含まれる酵素の働きをストップさせ、クロロフィルの退色を防止することができます。その後、熱風乾燥させ、5ミリ程度の大きさに砕いて袋詰めした後、一年ほど寝かせるという工程をとります。この間に香気や味が熟成されるのです。
 製造元によって味や香りは微妙に違いますが、グリーンマテの場合、色はほとんど褐色を帯びたウグイス色をしています。ローストタイプはグリーンタイプを焙煎したもので、麦茶のような褐色になります。


機能性と栄養に優れた南米のマテ茶
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2016年11月04日

グァンボとボンビージャ

 マテ茶を味わうには、正式な作法があります。昔から伝わっている「シマハウン」という飲み方です。
 作法どおりにマテ茶をいただくには、グァンボ(マテ壺)とボンビージャ(ストロー)という道具が必要です。
 「グァンボ」は、ひょうたんや牛の角からできた専用の器で、日本茶でいえば急須のようなものです。このマテ壺に茶葉を入れるわけですが、最近では陶器製のものもみかけられるようになりました。
 「ボンビージャ」は、マテ茶を飲むための金属製のストローです。先端がやや平たく、小さな穴がいくつも空いていて、漉し器の役割を果たしています。

機能性と栄養に優れた南米のマテ茶
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