2016年10月23日

利尿作用で毒素排出

皮膚を美しくなめらかにする薬効
 その昔、ハトムギは美容食として、中国の宮廷料理によく使われていました。この美容食とは、中国医学の考え方によるもので、皮膚を美しくする薬効がある食べ物という意味です。
 現在、ハトムギにはふたつの顔があります。ハトムギの外皮を除いて挽いて粉にしたものは、薬局では「ヨクイニン末」と
して売られていますが、健康食品店やデパートの健康食品売り場では「ハトムギ粉」として売られています。つまり、一方では漢方薬の生薬として、もう一方では健康食品として扱われているのです。
 十年ほど前、ハトムギが大ブームになったことがあります。美容と健康によい食品ということで注目され、ハトムギ入りのお菓子まで登場したくらいでした。ところが、こうした現象にはよくあることですが、このときのブームも一時的なものに終わってしまいました。
「ちょっと試してみたけど、たいして効果なかったから、すぐにやめちゃったわ」
 これはブームに流された人に多い意見ですが、ハトムギに即効性を求めるのはいささか無理があります。ハトムギの美容効果は常食することで高まるのです。
「気がついたら肌がきれいになっていた」
 ハトムギ効果は、からだに無理なく自然に、じわじわと現れるところによさがあります。

ハトムギの利尿作用
 中国医学では、体内にたまった余分な水分のことを「水毒」とか「邪湿」といって、さまざまな障害を引き起こす原因になると考えています。皮膚のトラブルもそういう障害の一つになっています。
 ハトムギが美容食といわれるのは、体内にたまった余分な水分を体外に排泄する働きがあるからです。それが尿の出をよくする利尿作用です。
 この利尿作用のおかげで腎臓の働きも活発になります。すると、ホルモンの分泌までもが円滑になり、皮膚にうるおいとツヤを与えるのです。



美肌の味方ハトムギ
美肌の味方ハトムギ




posted by ハートマン at 15:55 | ハトムギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月22日

お茶以外でも利用できる

ハトムギそのものを食べる
 ハトムギはお茶として飲むのが一般的ですが、煮出したあとに残るかすなどにも豊富な養分や食物繊維があって、これを捨ててしまうのはもったいないものです。
 これをお粥のようにして食べるのもいいですし、最初からハトムギ粥をつくるのもいいでしょう。
 ハトムギは固いので、煮るのには時間がかかります。そこで、あらかじめ水に浸けておいてから煮るようにします。また、水の量もハトムギの三〜四倍ほどを入れます。弱火で一時間ほど煮ると、おいしいハトムギ粥ができあがります。
 このハトムギ粥をそのまま食べてもいいですし、冷やしてからヨーグルトに混ぜたりしてもおいしく食べられます。このハトムギ粥を毎日食べて、さまざまな症状が改善された人もたくさんいるのです。

粉を食べる
 ハトムギを挽いて粉にしたものも市販されていて、最近はこれをダイエット食品として愛用する人も増えています。
 このハトムギ粉は、お椀に二さじほど入れたものを、水でゆっくりかき混ぜ、トロリとなったところで食べるのです。
 ちょっと匂いにクセがあったり、味になじめなかったりして最初は抵抗がある人もいますが、きな粉を一緒に混ぜたり、牛乳でといたり、その人独自の工夫で飲みやすくしたらよいでしょう。
 また、生のハトムギ粉を軽く煎って、香ばしくしてから食べるのもいい方法です。注意したいのは、苦みがあるからといってむやみに白砂糖などを入れてしまうと、せっかくの効果を薄めてしまいます。
 どうしても食べにくい場合は、少量のハチミツまたは黒砂糖のミツなどを混ぜてもよいでしょう。ハチミツも黒砂糖もそれ自体が健康食品です。

外用でつかう
 ハトムギは飲んだり食べたりするだけでなく、外用としても使うことができます。
 イボができたり、肌がカサカサしてい
る人などは、煎じた残りかすをガーゼの袋などに入れて、これでこするようにすると効果が期待できます。もちろんハトムギ茶を飲むのと組み合せれば一層効果的です。
 また、つぶしたハトムギを絆創膏などで患部に直接はりつけてもいいでしょう。
 このほか、ハトムギ粥をつくる前に水に浸けこんでおいたこの水を、お風呂に入れたり、洗顔水として使ったりして、肌の美容に役立てている人もいます。


美肌の味方ハトムギ
美肌の味方ハトムギ



posted by ハートマン at 19:09 | ハトムギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月21日

痩せ地でも育つ強い植物

丈夫なハトムギ
 現在、ハトムギは北海道を除く日本全土で、薬用や食用として栽培されています。
 ハトムギ茶ブーム≠ェ巻き起こったときから、作付面積もずいぶん増えました。
 春にタネをまくと、夏には一〜二メートルほどに成長して、夏の終わりに花が咲いて、実を結びます。ハトムギは一本の株からどんどん枝分かれしていき、大きくなると二十本ほどの枝が出ます。これらがそれぞれ実をつけるので、一本の株からおよそ八〇〇〇粒ほどの実が取れます。
 また、ハトムギは病害虫の心配はほとんどいらず、痩せた土地や湿地などでも栽培が可能です。肥料も少なくてすみ、畑地なら無肥料でもいいくらいです。
 ただ、枝によって実のなる時期が違うため、まとめて収穫できるわけではありません。しかも、ハトムギは熟するとすぐに地面に落ちてしまうので、実際に収穫できる量はだいぶ少なくなってしまいます。

自家栽培も簡単
 丈夫なハトムギですから、自家栽培するのもそう大変ではありません。
 日当たりのいいところに、四月中旬から五月にかけてタネをまきます。発芽したら適当に間引きをして、株の間を三〇センチほどにしておきます。
 肥料は少なめでも大丈夫。元肥として腐葉土や化成肥料をほどこせば、追肥などは必要ありません。
 あとは夏になり実がなったら収穫しますが、前にも書いたようにハトムギの実はすぐに落ちてしまいますので、こまめに収穫するようにします。ただ、それほど効率のいい収穫は期待できないので、市販のものを買うほうが楽です。




美肌の味方ハトムギ
美肌の味方ハトムギ



posted by ハートマン at 20:53 | ハトムギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする