2016年09月05日

複合カロチノイドの発ガン予防効果

各種ガン予防に最適な配合で開発
 肝硬変の患者さんでは、種々のカロチノイドの血中濃度が低下しています。また、先にも述べたように、カロチノイドを複合的に用いることが優れたガン予防効果を示す可能性が示唆されています。
 そこで、肝硬変の患者さんに複合カロチノイドを投与することによって発ガン率が低下するか否かについての臨床試験を実施しました。その結果、三年以上の投与によって肝臓ガン発生率が半分以下に抑制されることが明らかとなりました。この結果を受けて、もう一度同様の臨床試験を繰り返して再現性のあることを確認する研究を行なうと共に、希望する肝硬変患者さんへの試験的販売もできるように製品化が完了しています。
 また、現在、大腸ガンや肺ガンの予防に有用な複合カロチノイドの開発が進められており、それぞれのガンに最適な配合組み合わせや配合比率が明らかとなる日が来るはずです。いわゆるテーラーメイド(オーダーメイド)のガン予防を目指して研究が行なわれているのです。


各種カロチノイドはガン・眼病対策に効果あり
各種カロチノイドはガン・眼病対策に効果あり


posted by ハートマン at 17:00 | カロチノイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

各種カロチノイドのもつ特異性

発ガンを抑制する食品
 ガンの発生要因としてはさまざまなことが考えられますが、予防上、何といっても留意しなければならないのは、日々の食事でしょう。
 といっても、食品は問題があるばかりではなく、むしろガンの発生を抑制する作用をもつ食品因子もあり、本書で述べているカロチノイドもその中の一つです。

動物実験でわかったこと
 私たちの研究グループはこれまで、カロチノイドのガン抑制作用について、多くの動物実験を行なってきました。その過程でわかったことは、カロチノイドの種類によって、作用を及ぼす器官(臓器)が異なるということです。
 たとえば、α‐カロチンは肺ガンに、β‐カロチンは膵臓ガンに、リコピンは肝臓ガン、前立腺ガンなどに対して抑制作用があるというように、それぞれに特異性が見られるのです。
 このメカニズムの解明に関しては研究途上ですが、以下、これまでの実験結果について述べることにします。



各種カロチノイドはガン・眼病対策に効果あり
各種カロチノイドはガン・眼病対策に効果あり

posted by ハートマン at 11:47 | カロチノイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする