2016年08月07日

脳梗塞や心筋梗塞の予防と回復に

脳と心臓を多方面から保護する
 脳梗塞と心筋梗塞は、どちらも血管が詰まって血液の流れが遮断されることで起こります。
 血管が閉塞する主な原因としては、次のようなものがあげられます。

 @ 動脈硬化の進行
 A 血液粘度の上昇
 B 血栓の形成

 イチョウ葉エキスは、第二章で紹介したように、この@〜Bの因子を解消する力をもっています。
 また、32頁で取り上げたように、イチョウ葉エキスは、脳梗塞の発作が起きたあとのケアにも有効に働きます。それは次のようなものでした。
 ○酸欠に陥った細胞を賦活する
 ○虚血後の再還流による細胞死を防ぐ
 これらの作用は、脳梗塞だけでなく、心筋梗塞の発作後にも、心筋の細胞を保護するうえで有効に働きます。
 事実、そうした効果が評価され、ヨーロッパではイチョウ葉エキスを心臓病の治療薬としても盛んに利用しています。



中高年の能力アップにイチョウ葉エキス
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血流を高め、脳細胞を賦活する

脳の血流速度が大幅に高まった!
 実際に、イチョウ葉エキスの摂取で血行がよくなることは、多くの研究で立証されています。
 例えば、眼科的病変をもつ血行障害の患者さん16名を対象に、イチョウ葉エキス(10_g)の投与前後で「腕―網膜」間の血流にどのような変化がみられるかを調べた研究があります。
 それによると、イチョウ葉エキス投与前に比べて、イチョウ葉エキス投与30分後では「腕―網膜」間の血流速度の平均が1・75秒短縮されており、イチョウ葉エキスの投与で血流速度が平均13%も高まることが確認されています。

脳の酸素欠乏耐性を高める
 脳の血行不良が生じた際、イチョウ葉エキスは血行改善に働く一方で、脳細胞の保護にも働くことが知られています。
 すなわち、血行不良で酸欠状態におちいっている脳細胞の「酸素欠乏耐性(低酸素状態に耐える力)」を高める効果が、イチョウ葉エキスにはあるのです。
 例えば、ネズミを使った実験では、致死的な酸素欠乏の状態にしても、あらかじめイチョウ葉エキスを投与しておくと、次のような成果が得られることが報告されています。
 @ 脳の電気活動停止時間が1・5倍延長した。
 A 脳組織中のクレアチンリン酸、ATP、グルコースの減少が抑制される。
 B 本来、酸欠状態になると増えてくる乳酸(疲労物質)の発生が少ない。
 この結果は、つまりイチョウ葉エキスを投与しておくと、極度の酸欠状態におちいっても、脳のエネルギー代謝(栄養の取り込みやその利用効率)が、ある程度保たれることを示しています。



中高年の能力アップにイチョウ葉エキス
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効果を支えるイチョウ葉の二大成分

フラボノイドとテルペン類の相乗効果
 イチョウ葉エキスの効能は、主にイチョウの青葉に含まれている「フラボノイド」と「テルペン類(特にギンコライド)」の働きによって生み出されています。
 フラボノイドは、多くの植物に含まれる色素成分の一つで、イチョウの青葉には、このフラボノイドが十数種類含まれています。そのうち数種類は「ビフラボン」と呼ばれる特殊な形のフラボノイドです。
 一方、テルペン類というのは芳香のある精油成分で、イチョウの青葉にはギンコライド(A、B、C、J)とビロバライドの2種類が含まれています。これらはイチョウの青葉特有の成分です。
 フラボノイドとテルペン類は、おのおのすばらしい効能を秘めていますが、イチョウ葉エキスの形で一緒にとると、互いに作用しあってさらに大きな相乗効果を生み出します。


九つの有効作用で脳細胞を守る
 イチョウ葉エキスの有効作用として、これまでに明らかになっているのは次の九つです。
 @ 毛細血管を拡張する
 A 血液の粘りを解消する
 B 血栓ができるのを抑える
 C 毛細血管の透過性を正常に保つ
 D 活性酸素を捕まえて除去する
 E 低酸素状態の脳を保護する
 F 脳のけいれんを抑える
 G 血管を保護する
 H 脳内の情報伝達機能を高める
 簡単にいうと、イチョウ葉エキスはこれら九つの作用で「脳の血行を高め」、同時に「脳細胞を保護」しながら、痴呆の予防と改善に効力を発揮します。



中高年の能力アップにイチョウ葉エキス
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2016年08月06日

ほかにもこんな症状に効く

耳鳴りと難聴
 血行不良が原因の耳鳴りや難聴には、イチョウ葉の効用が期待できます。
 フランス・ボージョン病院の耳鼻咽喉科の調査によると、耳鳴りと難聴の患者さんにイチョウ葉エキスを飲んでもらったところ、約九割の患者さんに有効性が確認できたと報告されています。ちなみに副作用は認められませんでした。

眼の病気に
 イチョウ葉エキスは、糖尿病による網膜症や、高血圧による動脈硬化性の網膜症などに対する効果も報告されています。一千人以上の患者を対象に行なった調査では、「極めて良好」と「良好」の合計が五七%で「効果なし」は二〇%だったといいます。
 また、眼科医の山崎義人先生は、中心性網膜脈絡膜炎や網膜血管病などの患者さんにイチョウ葉エキスの投与を試みて「非常によい結果を得ている」と報告しています。

冷え症・生理痛
 血液循環を良くするイチョウ葉エキスの効果は、冷え症や生理痛、更年期障害などの改善にも大いに有効です。

めまい
 イチョウ葉エキスは、メニエール病、前庭炎、感染症、外傷などによって生じる、病理上、理由のはっきりしないめまいに極めて有効という報告が出ています。

疲労回復
 これは私自身の体験ですが、イチョウ葉エキスを摂取すると、一時間もしないうちに体がラクになるのが実感できます。
 また、透析患者さんの体力消耗を防ぐ上でも大いに有効で、イチョウ葉エキスをとるようになってから「透析後も体のしんどさを感じない」という声が多く聞かれています。
 イチョウ葉エキスによって血行が良くなり、全身の組織が活発に働きはじめるためでしょう。

美容効果
 肌荒れやニキビ、湿疹など皮膚のトラブルは、皮膚表面下にはりめぐらされている毛細血管の血行不良が大きな原因です。
 イチョウ葉エキスは、血流改善に役立つとともに皮膚の水分を保つ働きもあるので美肌づくりには最適です。




中高年の能力アップにイチョウ葉エキス
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血糖値の正常化に大きく貢献

糖尿病は動脈硬化を促す元凶
 食事でとった糖分は、膵臓から分泌されるインスリンホルモンの働きで、細胞の中に取り込まれていきます。
 ところがインスリンの分泌量が少なく、細胞内に糖が取り込まれにくい状態になる、これが糖尿病です。当然、血液中に糖がたくさん残ってしまい高血糖≠ノなります。
 糖尿病になると動脈硬化の進行が一〇年早まるといわれ、血管障害の大きな引き金になるほか、腎臓障害や神経障害、網膜症などを誘発する危険性も出てきます。

イチョウ葉エキスで内服薬を中止
 私の病院では、糖尿病の患者さんにもイチョウ葉エキスの効果がみられています。 特に、食事療法や内服薬で血糖値をコントロールしている軽症の患者さんにイチョウ葉エキスを飲んでもらうと、著明な血糖降下がみられ、内服薬を中止するまでに改善する例が少なくありません。
 インスリン療法を行なっている重症の患者さんでも、イチョウ葉エキスの摂取で、インスリンの投与量が半減しています。



中高年の能力アップにイチョウ葉エキス
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脳卒中や心筋梗塞の予防に最適

若々しい弾力のある血管を保つ
 イチョウ葉エキスは、脳卒中の予防に大いに有効です。
 脳卒中には、脳の血管が破れて起こる脳出血と、脳の血管に血栓が詰まって起こる脳梗塞がありますが、イチョウ葉エキスはどちらの予防にも役立ちます。
 血中のコレステロール値を正常化し、血小板の過剰な凝集を抑えるイチョウ葉エキスの効果が、動脈硬化の進行を抑え、弾力のある若々しい血管を保って、脳出血の発生を予防します。
 また、イチョウ葉エキスで動脈硬化の進行と血小板の過剰凝集を抑えることができれば、血栓形成の危険性も少なくなり、脳梗塞が生じる心配も少なくなります。同じ理由から、心臓周辺の動脈に血栓ができて発生する心筋梗塞に対しても、イチョウ葉エキスの予防効果が期待できます。
 脳卒中と心筋梗塞は突然死につながる恐ろしい病気です。血管の老化は気づかないうちにどんどん進行していきます。日頃からの血管のリフレッシュにイチョウ葉エキスはおすすめです。




中高年の能力アップにイチョウ葉エキス
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効果の秘密はフラボノイド+α

十三種類のフラボノイド
 イチョウの葉の効用を生み出している主要成分は「フラボノイド」です。
 フラボノイドとは、カビ・細菌、海藻類以外のすべての植物に含まれている色素成分の総称で、自然界ではこれまで四千種以上のフラボノイドが発見されています。
 イチョウの葉に含まれるフラボノイドはフラボン、フラボノール、ルチンなど全部で十三種類。そのうち六種類は、フラボノイドが二つ結合した「二重フラボン」と呼ばれる特殊な形のフラボノイドです。
 これらのフラボノイドは、体内に取り込まれると、それぞれ個々にすばらしい有用性をしめすほか、互いに作用しあって相乗的な効果を生み出します。

血液循環の正常化に役立つ
 イチョウの葉に含まれるフラボノイドの基本作用は「血管を健全な状態に回復して血液循環を正常化する」働きです。
 前項で、これまで明らかにされているイチョウ葉の薬効を紹介しましたが、老人ボケから高血圧、肝臓障害、美肌効果に至るまで、あまりにも多岐にわたることに驚いた人もいるでしょう。しかし、イチョウ葉の基本作用を考えれば、多くの症状に効果があるのは当然のことです。
 私たちの体のすべての組織や臓器は、血液によって運ばれる酸素と栄養素をエネルギー源としています。したがって、イチョウ葉エキスをとることで血管が丈夫になり血液循環が良くなれば、全身に酸素や栄養素が十分行き渡って、各組織や臓器の働きが活発になり、血行不良に起因する諸症状が改善されるというわけです。
 十三種類のフラボノイドが、具体的にどのような形で血液循環の改善を果たすのかについては、第二章であらためて紹介します。

イチョウ葉特有の「ギンコライド」
 イチョウ葉エキスに含まれる有効成分の中で、もう一つ注目したいのが「ギンコライド」と呼ばれる成分です。
 これは、自然界広しといえどもイチョウの葉にしか含まれていない特有の有機化合物で、私たちの体内に取り込まれると、くしゃみや鼻水、ぜんそくの発作といったアレルギー症状の発生を抑える効果を発揮します。
 私の病院では、重症のアトピー性皮膚炎の改善に、イチョウ葉エキスが役立った例がありますが、これもイチョウ葉エキスに含まれているギンコライドの働きによるものと思われます(42ページ参照)。



中高年の能力アップにイチョウ葉エキス
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2016年07月28日

脳の機能障害の諸症状も改善

慢性脳障害に対しても期待
 イチョウ葉エキスは、慢性脳障害に対しても大きな成果が期待できます。
 左ページの図は、ドイツの研究者が、慢性脳障害の患者さん50名を対象に、1ヵ月にわたって二重盲検法を実施した結果ですが、イチョウ葉エキス投与群では、偽薬群に比べてあらゆる症状が統計的な有意差で改善されているのがわかります。
 これとは別の、99名の脳機能障害をもつ患者さんにイチョウ葉エキスを投与した試験でも同様の結果が得られています。


※図省略


中高年の能力アップにイチョウ葉エキス
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