2016年07月19日

ササの花つてどんな花?

 ササの花は風媒花で、一つの花に雌しべが一本、雄しべが三〜六本あります。小穂が基本単位で、それに
いくつもの花がつきます。ササはイネ科の植物ですから稲の花に似ています。実も米に似て、凶作の時の非
常食に利用されました。
 花は毎年咲くわけでなく、大面積咲くと地上部も地下部も全部枯れてしまいます。大面積開花は“六○年毎”に繰りかえされるという説がありますが、まだ確認した人はありません。
 私は北海道大学の演習林で、大面積枯れたところに石碑を立てて、将来誰かに確認してもらう用意をして
います。


笹のエキスが効く
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posted by ハートマン at 08:30 | 笹エキス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ササエキスの作り方

三五%以上に濃縮する
 ササエキスは家庭でも簡単に作ることができます。用意するものは、汚れていないササ、大きめの鍋、ざる、そして消石灰(水酸化カルシウム)。消石灰は薬局で買えます。
 ササエキスは温水で抽出するだけで作れます。しかし温水だけだと、ササから出てくる有機酸で酸性になってしまいます。ですから、消石灰を葉の重量の二・七%加えて抽出しますと、中性の液が得られます。
 抽出液を濃縮していくと沈澱物が出てきますから、途中で一、二回ざるの上に布を敷いてこしながら濃縮していきます。濃縮の足りない(薄い)液を放置すると、すぐにカビのかたまりが浮いてきます。最低でも三五%以上の濃度になれば、放置してもカビが生えて腐敗することはなくなります。
 三五%エキス七滴に、約0.1gの乾燥紛末が含まれています。健康のために、一日三回エキスを七滴ずつ飲むのが目安です。



笹のエキスが効く
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posted by ハートマン at 08:29 | 笹エキス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ササ採取の注意点

汚染されたササは避ける
 ササが体にいいといっても、どこに生えているササでも構わないというものではありません。
 ササに限らず、植物は土壌中の成分を吸い上げ、空気中からも物質を取り入れて、葉中に蓄えます。工場の廃水に汚された土地に生えているササは、当然その汚染物質を内含してしまいます。
 ですから、山裾といった自然がいっぱいのところでも側に工場が並んでいる場合は、よく吟味すべきでしょう。また、農薬を使う田畑や果樹園などからは、四km以上離れたところから採って下さい。過疎の町幌加内には清浄なササが豊富です。
 春先のまだ葉として開く前の新芽は柔かいですから、生で食べても平気です。天ぷらの材料にしてもおいしく食、べられます。
 エキスを作るササの葉は、堅くても柔かでも、古くても新しくても、枯葉の入ったものでも利用できます。



笹のエキスが効く
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posted by ハートマン at 08:28 | 笹エキス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ササの葉の抗菌性

昔から親しまれてきた“防腐葉”
 ササの葉は、ササだんご・粽(ちまき)・刺身のツマ・ササ寿司など、食べ物を腐りにくくするための″包装葉″として昔から使われてきています。
 その“抗菌性”は少し難しくいうと、酢酸・安息香酸などの低分子の酸や、クレゾール・グァイヤコールなどのフェノール(石炭酸)類の働きと、それらの相乗効果によるものと考えられます。クレゾールはかつて病院で手指の消毒に2〜3%の水溶液が、よく使われました。
 ところが、ぬれたササの葉や薄いササエキスにはカビが生えやすく、カビに対する抗菌性はぐっと小さく、ほとんどない結果もあります。
 しかし、薄いササエキスでも、バクテリアに対する抗菌性があって、これが食中毒の防止に役立っているのです。
 昔の人々が農作業に持っていくおにぎりや旅のお弁当に使ったのも、ササに包むと腐りにくいことを経験的に会得していたからにほかなりません。


笹のエキスが効く
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posted by ハートマン at 08:27 | 笹エキス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする