2016年07月19日

副作用の心配がない天然パワー

抗不安剤よりバコパがすぐれている点
 不安をやわらげる代表的な抗不安剤であるロラゼパム(ベンゾチアゼピン誘導体)と同様のバコパの効果は、動物実験で明らかにされています。
 投与量は違いますが、実験用のネズミにバコパの抽出物を10〜20r/s投与したところ、ロラゼパム0・5r/sをお腹に投与した場合よりも、強い抗不安効果が認められたというのです。
 天然食品であるバコパの利点はまだあります。
 一般に、ベンゾチアゼピンのような抗不安剤は、不安の改善に役立つ反面、健忘症を招きやすい副作用のあることが知られています。
 これに対してバコパは、そうした副作用は報告されていません。健忘症を誘発するどころか、むしろ記憶力や学習能力を高める方向に作用します。
 天然の植物には、主成分のほかに多数の微量成分が含まれています。それらが相互に作用し、心身にやさしい効果をもたらすと考えられます。

アーユルヴェーダの伝統薬草バコパで心の病に克つ
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posted by ハートマン at 08:15 | バコパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ショックによる健忘症を防ぐ効果も

急性・慢性ストレスの影響を緩和
 交通事故や災害などで強いストレスを受けると、一時的に記憶が失われたり、完全に記憶を喪失してしまうことがあります。健忘症と呼ばれる状態です。
 バコパはこうした健忘症をやわらげる効果も期待されています。次の動物実験をみてください。
 実験用のネズミに、明暗を識別する訓練をほどこします。その後、電気ショックによる急性のストレス、または18時間にわたって固定化(体を動かない状態に固定)する慢性的なストレスを負荷しました。
 このようなストレスを受けると、健忘症が起こりやすくなりますが、バコパ(バコサイド)の摂取で、どの程度まで記憶が保持されるかを調べたのです。
 その結果、バコパを与えなかった対照群のネズミは、急性および慢性のストレスで記憶の形成が著しく阻害されました。一方、バコパをあらかじめ3日間与えておいた群のネズミは、記憶形成の阻害はわずかだったといいます。



アーユルヴェーダの伝統薬草バコパで心の病に克つ
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posted by ハートマン at 08:13 | バコパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ストレス対抗ホルモンの分泌を抑制

バコパが不安障害を緩和するしくみ
 では、バコパのどのような働きが、不安障害に奏効するのでしょうか。
 じつは前項の臨床試験で興味深い事実が明らかになっています。バコパの摂取で、対象者のストレス対抗ホルモンの分泌が抑えられたというのです。
 ストレスを受けると脳の指令で自律神経系と内分泌系が作動し、副腎皮質からはグルココルチコイドが、副腎髄質からはノルアドレナリンとアドレナリンが放出されることは前述しました。
 継続的なストレスで、これらのホルモンが絶えず分泌され続けると、不安障害の重大な引き金になりますが、バコパを摂取中は、グルココルチコイドの分泌量および、その分解物が尿中へ排出される量がともに減っていたというのです。これはつまり、バコパの摂取で、心身のストレスがやわらいだことを示しています。
 また、バコパはノルアドレナリンとアドレナリンの過剰分泌を抑えることも示唆されています。

アーユルヴェーダの伝統薬草バコパで心の病に克つ
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posted by ハートマン at 08:12 | バコパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

効果を生み出す主成分「バコサイド」

科学的にも裏づけられた二大作用
 バコパの健脳効果は、近年になって科学的な側面からも立証されています。
 なかでも、とくに注目されているのが「不安をやわらげる作用」と「記憶・学習能力を高める作用」です。これらの作用は以前から知られていましたが、最近になって、軽度と中度の精神疾患をもつ患者さんを対象に臨床試験が実施され、そこですばらしい成果が再確認されたことで脚光を浴びています。その詳細は3章で紹介します。

バコパに含まれる多彩な有効成分
 バコパの効果は、複数の成分によってもたらされます(左図)。
 サポニンは配糖体の一種で、種類によって去痰や抗菌、抗炎症のほか、ストレス潰瘍の予防、精神・神経への作用などがある注目物質。サポゲニンはそのサポニンの主要な構成成分です。
 一方、アミノ酸の1つであるアスパラギン酸は、有害なアンモニアの排泄を促して神経系を守る働きがあり、同時に神経伝達物質の原料でもあります。さらに、同じアミノ酸の仲間のγ―アミノ酪酸(GABA)は、神経の高ぶりを鎮める抑制性の神経伝達物質です。
 このほか、抗酸化力の強いフラボノイドや、スティグマステロール、β―シトステロールなどの食物繊維も含有。

主役はバコパ特有の「バコサイド」
 そして、バコパ特有の成分で、ひときわ強い活性をもっているのが「バコサイドA」と「バコサイドB」です。
 これらはサポニンの一種で、最近の研究で見つかったものです。バコパの健脳効果は、この2つのバコサイドを中心に、多彩な微量成分が後押しする形で発揮されると考えられます。


アーユルヴェーダの伝統薬草バコパで心の病に克つ
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posted by ハートマン at 08:11 | バコパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする