2017年06月27日

こんな病気や症状にも効果的(ヤマブシタケ)

感染症
 免疫力の低下を抑えるヤマブシタケの効果は、感染症の予防に最適です。
 ヤマブシタケを日常的に食べていると病原菌に対する抵抗力がぐんと増して、かぜやインフルエンザをはじめ、腎炎、肝炎、腸炎、膀胱炎、あるいは院内感染などを防ぐうえで役立ちます。

アレルギー性疾患
 ヤマブシタケは、免疫力の低下を抑える一方で、免疫力が高まりすぎている人に対しては、免疫力を抑える方向に働きます。
 免疫力が低下すると感染症にかかりやすくなりますが、逆に免疫力が高まりすぎると、今度はアトピー性皮膚炎や花粉症、ぜんそくといったアレルギー性疾患を招く要因となります。
 ヤマブシタケはこれらの病気の予防と緩和にも大いに有効です。

胃腸の病気
 中国では、ヤマブシタケ(猴頭)を消化不良や胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などに効く薬膳の素材として盛んに利用しています。
 最近は、ヤマブシタケの抽出エキスを原料にした慢性胃炎の薬も、中国で市販されているようです。

知能の向上
 ヤマブシタケには、脳の神経細胞の成長を促す脳内物質「NGF」の合成を高める力があることは、24ページで紹介しました。
 この働きは、脳の老化や痴呆症の予防に役立つばかりか、こどもの知能の向上にも有効と考えられます。
 中国では受験シーズンになると、ヤマブシタケ入りのドリンク剤が飛ぶように売れるそうです。


がんを抑え、痴呆を防ぐ ヤマブシタケ
がんを抑え、痴呆を防ぐ ヤマブシタケ


posted by ハートマン at 07:59 | 健康ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月12日

免疫力のバランス回復に最適(ヤマブシタケ)

体にそなわった病気と闘う力
 ヤマブシタケが、中国医学で薬膳の素材として珍重されてきたことは12ページでのべました。
 薬膳は、基本的に体の免疫力を高めることを目的とした料理で、その素材に使われているヤマブシタケも、免疫力を大いに賦活することが分かっています。
 免疫力とは、体にそなわっている病気と闘う力のことです。
 私たちの体は、常に外から侵入してくる無数の細菌やウイルス、あるいは体内で随時生み出されているがん細胞の脅威にさらされています。
 しかしそれでもなお、通常は感染症にかかったり、がんが発生したりしないのは、すべて免疫力のおかげです。
 免疫力のパワーはすさまじくて、体外から病原菌が侵入すると、すぐさま食細胞(マクロファージなど)、B細胞、T細胞といった免疫細胞が飛び出してきて病原菌を一網打尽にやっつけます。
 また、体内にがんが芽生えたときは、免疫細胞のなかでも最強の戦士であるNK細胞が駆け付け、がんの芽を根こそぎ排除してくれます。
 免疫力が十分に働いているかぎり、感染症やがんの発生は強力に阻止できるのです。

ヤマブシタケの多糖体の威力
 ところが、年をとるにつれて免疫力はじょじょに衰えてきます。また最近は、病原性の強い細菌やウイルスが登場したり、環境中に発がん物質が増えていることから、年代に関わらず免疫力の衰えが深刻になっています。
 ヤマブシタケの摂取は、免疫力を奮い立たせるうえで最適です。これは、ヤマブシタケに含まれるβ―D―グルカンの働きによります。
 19ページでのべたように、ヤマブシタケには強力な薬効をもつ「ヘテロ型」のβ―D―グルカンが多量に含まれていて、免疫能を高める力は、いま話題のアガリクスを上回ります。
 しかも、ヤマブシタケの効果は、免疫力が衰えている人に対してはそれを賦活する一方で、免疫力が高まりすぎている人に対しては、逆に免疫力を抑える方向に作用するのが特徴です。
 ですから、感染症やがんだけでなく、免疫力が過剰に高まって起こるアレルギー性疾患などにも、ヤマブシタケの常食が大変有効です。


がんを抑え、痴呆を防ぐ ヤマブシタケ
がんを抑え、痴呆を防ぐ ヤマブシタケ

posted by ハートマン at 06:01 | 健康ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月11日

健康増進に役立つ「栄養成分」(ヤマブシタケ)

良質たんぱく質と微量栄養素
 ヤマブシタケには、健康を保つうえで欠かせない栄養素がたっぷり含まれています。
 まず目をひくのは、良質のたんぱく質です。たんぱく質は、アミノ酸という物質がいくつも結合してできていますが、ヤマブシタケのたんぱく質を構成しているアミノ酸は全部で一六種類。そのうち七種類は、私たちの体のなかでは作り出すことのできない必須アミノ酸となっています。
 また、ヤマブシタケは、有用な微量栄養素の宝庫でもあります。
 ミネラル類では、女性の貧血防止に不可欠な鉄をはじめ、骨を強くするカルシウム、高血圧対策に有効なカリウム、心臓を健康に保つマグネシウムなどを含むほか、ビタミン類では、神経系の働きに必須のビタミンB・B、そして活性酸素(26ページ参照)の害を抑えるビタミンBの存在も確認されています。

ビタミンD前駆体や食物繊維も
 ビタミンの仲間としてはもう一つ、エルゴステロールという、日光(紫外線)に当たるとビタミンDに変わる物質も、ヤマブシタケは豊富に含んでいます。
 エルゴステロールは、体のなかに取り込まれると随時ビタミンDに変化し、カルシウムの吸収を助けたり、骨のカルシウムを調節したりします。したがって、ヤマブシタケの常食は、丈夫な骨をつくるうえでも大いに有効です。
 このほか、ヤマブシタケには、第六の栄養素として脚光を浴びている食物繊維も多く含まれています。ヘミセルロース、ウロナイド、キチン質などがそうで、これらは大腸がんや高コレステロール血症の予防に有効です。



※表省略


がんを抑え、痴呆を防ぐ ヤマブシタケ
がんを抑え、痴呆を防ぐ ヤマブシタケ

posted by ハートマン at 08:51 | 健康ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月10日

日本人とキノコの長いつきあい(ヤマブシタケ)

世界には未知のキノコが多数ある
 地球上には一万種におよぶキノコが自生しているといわれています。しかし、実際には名前さえついていない未確認のキノコがまだたくさんあって、それらをすべて合わせると、世界で一〇万種以上、日本だけでも五〇〇〇種は下らないと推定されています。
 このうち、日本各地で食用にされているキノコは数百種程度。一般によく食べられているものに限れば一〇〜二〇種類にすぎません。
 つまり、私たちが知っているキノコはごく一部でしかなく、専門家でさえ把握していないキノコが、世界の山野には数多く存在しているわけです。

動物でも植物でもない第三の生物
 キノコは菌類の一種で、生物学では動物にも植物にも属さない第三の生物として分類されています。
 見た目は植物のようですが、植物が太陽光線を利用して自ら栄養を作り出すのに対して、キノコなどの菌類は自分で栄養を作り出すことができません。そのため、多くのキノコは木の幹や切り株、ときには生物に寄生して繁殖します。これが植物と大きく異なる点です。

おいしくて体にもいい山の恵み
 私たち日本人は、こうしたキノコ類を昔から好んで食べてきました。
 それを裏づけるように、万葉集や古今和歌集、今昔物語、徒然草といった名だたる古典文学のなかには、キノコをモチーフとした歌や説話がよく見られますし、神道の祭典で用いる神饌(天地の神々に供える飲食物)の素材としても、キノコは欠かせないものでした。
 その一方で、キノコには健康を増したり、ある種の病気を治す力のあることが昔から広く知られていました。これは経験的な知恵に加えて、中国の漢方の影響が大きいでしょう。
 中国では、古来よりさまざまなキノコを生薬(植物や動物、鉱物を素材とした薬)として使用し、成果を上げてきました。それが日本に伝わり、漢方の分野で盛んに使われるようになったようです。 キノコの薬効は、近年になって科学的な側面からも立証されています。現在では、キノコから抽出された成分が、がんの治療薬(クレスチン、レンチナン、シゾフィラン)になっているほか、『日本薬局方』にも数種のキノコが名を連ねています。


がんを抑え、痴呆を防ぐ ヤマブシタケ
がんを抑え、痴呆を防ぐ ヤマブシタケ

posted by ハートマン at 07:40 | 健康ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする