2018年01月22日

赤ワインは老人の痴呆症予防になる?

ワイン好きはボケない!?
 欧米に多くみられる老人性痴呆症の「アルツハイマー」が赤ワインを飲む人には少ない、という調査報告が一九九七年の春にありました。発表したのはフランスのボルドー大学の神経学者オルゴゴザ博士です。
 博士は、ワインの一大産地であるボルドーのある県と、その隣接の県の六十五歳以上の老人(二二七三人)を対象に、三年間にわたって追跡調査しました。
 すると、日頃から赤ワインを一日三〜四杯飲んでいる人は、まったく飲まない人と比べて、アルツハイマーの発症率が約四分の一にもなっていることがわかりました。また、そのほかの老人性痴呆症についても約五分の一ほどの発症率だったのです。
 オルゴゴザ博士は以前にも追跡調査を(五年間)行なって、同様の結果を報告しています。博士らの研究グループでは、これら痴呆症の発症率の低さには、赤ワイン中の抗酸化物であるポリフェノール類が関係していると推測しています。

赤ワインは神経細胞を再生させる
 1999年1月、『ニューサイエンティスト』というイギリスの科学雑誌に、赤ワイン中に含まれているポリフェノールの中でも、レスベラトロールには、神経細胞を刺激して再生を促す作用のあることを、イタリアのグループが報告しました。ポリフェノールの一成分であるレスベラトロールは、ガン細胞の増殖を抑える作用のあることがすでに報告されていて(後述)、今回は神経細胞に対する作用が明らかになったわけです。
 報告では、一日グラス一杯半程度の量の赤ワインで、神経細胞の再生作用の期待ができるとしています。もしかすると、本当に記憶力の回復やアルツハイマーの予防が可能なのかもしれません。



体の酸化を防ぎ血管を若返らせる赤ワイン
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posted by ハートマン at 11:31 | 健康ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする