健康ニュース
2018年01月30日
シソの成分の特徴
シソには薬効がある
もともとシソは中国、ビルマ、ヒマラヤが原産とされています。日本では平安時代以前から栽培されていたようです。昔から民間薬として使われており、魚などの食中毒のときに煎じて飲んだり、生のまま食べていました。
現在、日本では愛知や和歌山、群馬、静岡、北海道を主に全国で栽培されており、種類も豊富です。代表的なものは紫色をした「赤ジソ」と、緑色した「青ジソ」ですが、ふつうシソといえば、前者を指します。このほか、葉の縮れた「チリメンジソ(花ジソ)」「チリメンアオジソ」、葉の表面は緑色で裏が紫色の「カタメンジソ」などの種類があります。
ところで、本書で述べている薬効を持っているシソは赤ジソに限らず、チリメンジソ、青ジソ、カタメンジソの全てにあります。
漢方薬として力を発揮
シソはその昔から漢方薬として力を発揮してきています。葉は蘇葉、実は蘇子といわれ、発汗、解熱、精神安定、咳止め、鎮痛、利尿の効果があるとされていました。このほかにも健胃作用、整腸、食欲増進、貧血、吹き出物の治療薬として使われていたようです。このような薬効から、漢方薬の半夏厚朴湯、参蘇飲などの処方に配合されています。
特有の匂いは精油成分
シソには独特の強い香りがありますが、香りの強い植物には防腐作用があり、シソも例外ではありません。
この香りの正体は、ペリルアルデヒドという成分によるもので、魚による中毒によく効きます。もし魚の中毒になったら、シソの乾燥葉を細かく刻んだものを茶サジ一杯ほど熱湯に注いで飲みます。
もともとシソは中国、ビルマ、ヒマラヤが原産とされています。日本では平安時代以前から栽培されていたようです。昔から民間薬として使われており、魚などの食中毒のときに煎じて飲んだり、生のまま食べていました。
現在、日本では愛知や和歌山、群馬、静岡、北海道を主に全国で栽培されており、種類も豊富です。代表的なものは紫色をした「赤ジソ」と、緑色した「青ジソ」ですが、ふつうシソといえば、前者を指します。このほか、葉の縮れた「チリメンジソ(花ジソ)」「チリメンアオジソ」、葉の表面は緑色で裏が紫色の「カタメンジソ」などの種類があります。
ところで、本書で述べている薬効を持っているシソは赤ジソに限らず、チリメンジソ、青ジソ、カタメンジソの全てにあります。
漢方薬として力を発揮
シソはその昔から漢方薬として力を発揮してきています。葉は蘇葉、実は蘇子といわれ、発汗、解熱、精神安定、咳止め、鎮痛、利尿の効果があるとされていました。このほかにも健胃作用、整腸、食欲増進、貧血、吹き出物の治療薬として使われていたようです。このような薬効から、漢方薬の半夏厚朴湯、参蘇飲などの処方に配合されています。
特有の匂いは精油成分
シソには独特の強い香りがありますが、香りの強い植物には防腐作用があり、シソも例外ではありません。
この香りの正体は、ペリルアルデヒドという成分によるもので、魚による中毒によく効きます。もし魚の中毒になったら、シソの乾燥葉を細かく刻んだものを茶サジ一杯ほど熱湯に注いで飲みます。
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