2017年11月07日

日本人はカルシウムが足りない【牛乳】

若年層でとくに少ない
 飽食といわれる現在の日本人の食生活は、栄養的に見ると過剰が問題です。しかし、カルシウムだけは別です。毎年行われる国民栄養調査の成績では、平均的にカルシウムがいつも不足になっています。平成7年の成績では、カルシウムの摂取量は平均栄養所要量に対して97%でした。平均が100%ということは、ちょうどよい状態ということではなく、半分の人はオーバーで半分の人はアンダーということです。したがって、97%ということは不足の人の方が多いということです。
 平均が不足ということ以上に問題なのは、9頁の図のように10歳代後半から20歳代、30歳代の若い層が大きく落ち込んでいることです。後述のように、骨の実質が出来上がるのは、10歳代後半から20歳代にかけてですから、この時期のカルシウム不足は高齢期になっての骨粗鬆症の危険を大きくします。

欧米に比べ乳製品の摂取が少ない
 日本人のカルシウム摂取不足の最大の原因は牛乳・乳製品の摂取が少ないからです。カルシウムの摂取量のうち牛乳・乳製品由来が、アメリカでは75%、イギリスでは56%といいますが、わが国では平成6年の国民栄養調査によれば、所要量を満たしている世帯で31%、所要量を20%以上下回っている世帯では21%と、著しく低い結果になっています。
 日本人のカルシウム所要量の平均は1日600mgですから、20%不足ということは120mgです。この量は牛乳120mlに含まれる量です。日本人が今より100ml牛乳を多く飲めば、カルシウム不足はほとんど解消することになります。


牛乳で強い骨づくり
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posted by ハートマン at 10:12 | 健康ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする