2017年03月17日

グルコサミンの臨床例

臨床試験で有効性を実証
 グルコサミンの研究・開発は、おもにヨーロッパを中心に行なわれてきましたが、ここでは変形性関節症に対する臨床例の中から、二、三紹介したいと思います。

 @ Drovanti,A. らは、八〇人の変形性関節症の入院患者のうち、一方には一・五g のグルコサミン硫酸塩を毎日三回に分けて与え、もう一方の患者にはプラセボ(偽薬)を同じく三回に分けて、三〇日間経口投与しました。
 そして、一週間ごとに関節の痛み、柔軟性、腫脹、能動・受動的動きをスコアー化して評価しました。
 さらに、投与群の患者と健康人の関節軟骨の、電子顕微鏡による調査を行ないました。
 その結果、グルコサミン投与群はプラセボ投与群に比べて症状の軽減度が二倍に、その到達期間が二分の一に短縮されたことが判明しました。
 また、電子顕微鏡による調査においては、患者の関節軟骨への修復様相が観察されたということです。

 A Tapadinhas,M.  らは、ポルトガルにおいて、一五〇六人の関節症患者に対して、グルコサミン硫酸塩による実験を行ないました。
 グルコサミン硫酸塩一・五g を、一日三回に分けて、平均五〇日間経口投与しました。
 回収された一二〇八人の試験成績は、グルコサミン投与により、安静時の痛みの軽減、立っているとき、運動時、能動・受動時のいずれにおいても動きが改善されたことを示しました。
 また、これらの改善は投与終了後六〜一二週間続いたということです。

ひざ、関節の激痛にグルコサミン
ひざ、関節の激痛にグルコサミン


posted by ハートマン at 06:43 | グルコサミン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする