2017年06月30日

田七人参がピタリと血を止めた

実験的に確かめられた止血作用
 田七人参に止血効果があることは第1章でも紹介しましたが、これは多くの研究実験によって科学的にも明らかになっています。
 最初に紹介するのは、静岡薬科大学の小菅、横田両博士らが行なった実験です。これは、止血作用があるとされる多数の生薬について、マウスを用いて行なった実験でした。その結果、田七人参の熱水抽出エキスに顕著な止血作用があることを明らかにし、報告しています。
 この実験では、まず、オスのマウスの腹腔内に、生薬のエキスを投与し、10分後に尾の静脈を傷つけ出血させました。そして、30秒間隔で傷口にろ紙をあて、血液がろ紙に付着しなくなるまでの時間(すなわち出血が止まるまでの時間)を計測したのです。この際、生薬のエキスをマウスに投与しない場合(平均約8分で、ろ紙に血液が付着しなくなる)と比較し、出血短縮時間を算出しました。
 この実験では、田七人参は4分以上出血時間を短縮し、実験に供した生薬の中で、もっとも短縮時間が大きなもののひとつであったことが報告されています。

近畿大のデータ
 また近畿大学医学部の野村、古河両博士らは、前に述べた雲南白薬と田七人参のいずれもが、いくつかの西洋薬の止血剤よりも顕著な止血効果を示すことを、同様の実験方法で確認し報告しています。
 この実験結果を示したのが、上の表です。雲南白薬よりは時間がかかっていますが、下ふたつの止血剤より時間が短縮されているのがわかります。
 また、中国ではマウスではなく、イヌやウサギを使った実験も行なわれ、これでも止血作用が明らかになっています。



五臓六腑に田七人参
五臓六腑に田七人参

posted by ハートマン at 19:00 | 健康ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする