2017年06月12日

免疫力のバランス回復に最適(ヤマブシタケ)

体にそなわった病気と闘う力
 ヤマブシタケが、中国医学で薬膳の素材として珍重されてきたことは12ページでのべました。
 薬膳は、基本的に体の免疫力を高めることを目的とした料理で、その素材に使われているヤマブシタケも、免疫力を大いに賦活することが分かっています。
 免疫力とは、体にそなわっている病気と闘う力のことです。
 私たちの体は、常に外から侵入してくる無数の細菌やウイルス、あるいは体内で随時生み出されているがん細胞の脅威にさらされています。
 しかしそれでもなお、通常は感染症にかかったり、がんが発生したりしないのは、すべて免疫力のおかげです。
 免疫力のパワーはすさまじくて、体外から病原菌が侵入すると、すぐさま食細胞(マクロファージなど)、B細胞、T細胞といった免疫細胞が飛び出してきて病原菌を一網打尽にやっつけます。
 また、体内にがんが芽生えたときは、免疫細胞のなかでも最強の戦士であるNK細胞が駆け付け、がんの芽を根こそぎ排除してくれます。
 免疫力が十分に働いているかぎり、感染症やがんの発生は強力に阻止できるのです。

ヤマブシタケの多糖体の威力
 ところが、年をとるにつれて免疫力はじょじょに衰えてきます。また最近は、病原性の強い細菌やウイルスが登場したり、環境中に発がん物質が増えていることから、年代に関わらず免疫力の衰えが深刻になっています。
 ヤマブシタケの摂取は、免疫力を奮い立たせるうえで最適です。これは、ヤマブシタケに含まれるβ―D―グルカンの働きによります。
 19ページでのべたように、ヤマブシタケには強力な薬効をもつ「ヘテロ型」のβ―D―グルカンが多量に含まれていて、免疫能を高める力は、いま話題のアガリクスを上回ります。
 しかも、ヤマブシタケの効果は、免疫力が衰えている人に対してはそれを賦活する一方で、免疫力が高まりすぎている人に対しては、逆に免疫力を抑える方向に作用するのが特徴です。
 ですから、感染症やがんだけでなく、免疫力が過剰に高まって起こるアレルギー性疾患などにも、ヤマブシタケの常食が大変有効です。


がんを抑え、痴呆を防ぐ ヤマブシタケ
がんを抑え、痴呆を防ぐ ヤマブシタケ

posted by ハートマン at 06:01 | 健康ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする