2017年04月28日

プラセンタは胎児の命綱

生命誕生のドラマに裏方あり
 私たちの生命は、受精卵から始まります。わずか一個の精子が、排卵された卵子と卵管で出会います。これが受精です。子宮に着床した受精卵は、刻々と成長します。九週目に入ると胎児と呼ばれるようになり、本格的な発育が行なわれます。
 母親の胎内で大事に守られ、育てられてきた生命は二八〇日で重さ三―四sに育ちます。たった一つの受精卵から約三s、五〇pの生命が育つことほど神秘的なことはありません。
 言葉にすると単純な行程のようですが、生命誕生のドラマには想像を絶するような作業があり、そこには万能といってもよいような裏方≠ェ存在します。それがプラセンタ(胎盤)です。
 父親の精子と母親の卵子が合体してできた受精卵は、卵割と呼ばれる細胞分裂を繰り返しながら、子宮に着床します。子宮内膜に着床した受精卵は絨毛として発育し、母体の子宮内壁と結合して「胎盤」を形成します。
 胎盤は妊娠四カ月半ばごろに完成し、厚さ二―三p、直径一五―二〇pになります。このころの胎盤は子宮後壁あるいは前壁のほとんどを占めますが、その後は子宮の増大に比べて相対的に発育が遅く、妊娠末期には子宮内面の四分の一から六分の一くらいの大きさになります。

胎児と母体をつなぐ胎盤
 胎盤はいろいろな働きをします。胎児は胎盤を通じて、母体から栄養分を受け取って成長していくのです。
 胎盤と胎児をつなぐ管が臍帯(へその緒)です。臍帯の中には一本の臍静脈と二本の臍動脈が走り、母体から送られる有用な血液は臍静脈を流れ、胎児からの不要な老廃物を含む血液は臍動脈を流れ、送り出されます。
 さらに胎盤はホルモンを作る働きもしています。黄体ホルモン、卵胞ホルモンを分泌し、妊娠中の排卵や月経周期を抑制して、母体の変化を助けます。
 そのほか無用な物質の侵入から胎児を守る免疫機能の役割も果たしています。
 いずれにしろ、胎児が特別な病気もせず、スクスク育つことができるのは、この胎盤の目に見えない働きによるところが多いのです。胎盤は胎児にとっては、「命綱」のように重要な働きをしていると言っても過言ではありません。



神秘のパワー!プラセンタ
神秘のパワー!プラセンタ

posted by ハートマン at 20:20 | プラセンタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする