2017年04月14日

体の強靭な弾力を生む原動力

体の老化を促す「老化架橋」とは
 構造たんぱく質としてのコラーゲンは、単に細胞同士をつなげるだけでなく、体の各組織に弾力をもたせる原動力にもなっています。個々のコラーゲン線維が、各組織のなかで互いに橋をかけあい、しっかりと結びつくことで、強靭な弾力性、柔軟性が生み出されていくのです。
 このようにコラーゲン同士が橋をかけあうことを「架橋」と言いますが、架橋の数が増すほど強い線維が作られます。
 ところが、中高年になってコラーゲンの新陳代謝が衰えてくると、古いコラーゲンがなかなか分解されないために、余計な架橋がどんどん作られてしまいます。「老化架橋」と呼ばれるものです。
 老化架橋が増えると、今度はコラーゲン同士の結びつきが強まりすぎて組織が硬化しはじめます。加齢とともに血管が硬くなったり、関節がこわばったり、皮膚の水分が失われてくるのはそのためです。

悪玉酸素も架橋を増やす原因に
 また、加齢以外に、紫外線や排気ガス、ストレスなども、余分な架橋を作り出す原因になります。このとき、余分な架橋を作る直接の引き金になるのは、それらの因子が多量に生み出す活性酸素という悪玉酸素です。
 活性酸素は非常に反応性の高い(他の物質と結合しやすい)酸素で、これが体内に増えるとコラーゲンの新陳代謝が衰えて、余分な架橋がどんどん作られます。そうなると、老化架橋が増えたときと同じように全身の組織が萎縮して硬くなります。つまり、年令に関わらず、体の老化が進んでしまうのです。

コラーゲンは健康維持のキーワード
 コラーゲンの変性は、細胞にも大きなダメージをおよぼします。というのも、細胞の新陳代謝を支えているのがコラーゲンを主成分とする細胞間物質だからです。
 細胞間物質は、血液が運んでくる酸素や栄養素を細胞の中に送り込んだり、あるいは細胞が排泄する老廃物を受け取って処理しながら、細胞の機能維持に寄与しています。したがって、その主成分のコラーゲンが変性しはじめると、細胞の新陳代謝が悪くなって全身にさまざまな障害が起こってきます。特に、コラーゲンの多い骨や軟骨腱、皮膚、血管のダメージは甚大です。
 健康を維持するカギは、細胞外のコラーゲンが握っていると言っても過言ではないのです。



美容と若返りにコラーゲンとアパタイト
美容と若返りにコラーゲンとアパタイト

posted by ハートマン at 09:47 | コラーゲンとアパタイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする