2017年04月05日

「陰陽説」は二元論的宇宙観

「陰陽説」と「五行説」が結合
 中医学のもととなる思想は、中国古来の「陰陽五行説」です。本来は別々の思想であった「陰陽説」と「五行説」が結合したものです。
 陰陽説は、すべての事物を性質の相反する「陰」と「陽」に分けて考える二元論的思想であり、一方、五行説はすべての事物を「木・火・土・金・水」の五つに区分します。

陰陽の四原則
 陰陽には、次のような四原則が存在します。
@陰陽可分…どんな事物でも陰と陽の二つに分割できる。その割合によって、陰または陽のどちらに属するのかを判定する。
A陰陽互根…陰と陽は相互依存関係にあり、単独には存在せず、必ず事物には陰と陽がそれぞれ存在し、その相対的結果として陰か陽に属する。
B陰陽制約…陰と陽は相互依存関係にある一方で、陰と陽のどちらかに偏らないように相互に制約し合う。
C陰陽転化…陰と陽はいつまでも陰と陽のままではなく、陰が陽に、陽が陰に転化することがある。
 簡単に陰陽論の輪郭をまとめてみましたが、中医学では、このような四原則をもとに人体内部の現象を把握、検討し、病気を診断して治療に当たります。

陰陽のバランスを整える
 中医学では、陰陽のバランスがくずれると病気になると考えます。プラセンタ療法が効果を発揮するのは、この陰陽のバランスのくずれを調整する作用をもつからでないか、というのが中医学的な見方です。
 これを裏付けるかのように、科学的な実験や臨床研究などにおいて、高いものは抑え、低いものは上げるという、プラセンタの調整作用が確認されています。西洋医学の医薬品のように一方向にのみ作用するのではなく、たとえば血圧の場合なら、血圧が高い人なら下げ、低い人なら上げるというように働くわけです。
 プラセンタのツボ注射でいうと、「虚している場所は補い、実している場所は瀉す」となります。弱っているツボには力を与え、過剰に反応しているツボの機能は抑えるというものです。


プラセンタ療法と中医学の調整作用
プラセンタ療法と中医学の調整作用


posted by ハートマン at 07:16 | プラセンタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする