2017年10月19日

ナットウキナーゼってなにもの?

納豆の中の酵素
 7ページの写真は、ナットウキナーゼの発見のきっかけとなったものです。
 シャーレの中に作った人工血栓(白い部分)の上に納豆あるいは一般に糸≠ニ呼ばれているネバネバの部分を置き、体温とほぼ同じ37℃に放置したときの状態です。
 納豆、あるいはネバネバの周りの血栓が溶けて黒くぬけて見えることが分かります。人工血栓を溶かした張本人は、納豆に含まれる酵素。この強力な酵素が現在「ナットウキナーゼ(Nattokinase)」と呼ばれているもので、世界の約200種類の食品中で最も強力な血栓溶解作用を持つ酵素なのです。

薬に匹敵する量と質
 私達が食べている市販の納豆中のナットウキナーゼ量は、使用される納豆菌の種類や納豆の作り方で変わってきますが、その活性を、例えば病院でよく使われる血栓溶解剤「ウロキナーゼ」をもとに換算すると、湿重量1g当たり約1600国際単位にも相当します。
 これを単純計算すると普通の納豆1パック(100g)を食べたらその中には約20万円に相当する薬の効果があるということになります。





血栓を防ぎ骨を強くする納豆のネバネバ効果
血栓を防ぎ骨を強くする納豆のネバネバ効果



posted by ハートマン at 08:04 | 健康ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月17日

梅肉エキスは効率的


塩分少なく効きめは大
 塩分の心配をせず、うめぼしの薬効を期待したい方に最適なのが「梅肉エキス」です。梅肉エキスは、完熟直前の青梅の汁を濃縮するものですから、塩をつかいません。
 つくり方は次のとおりです。
@熟す前の青梅を用意します。きれいに水洗いし、ふきんで水けをとります。
Aうめを割りタネを取り除きます。 梅割器=@が便利ですが、なければ木づちなどで叩いて割ります。
B実をすりつぶし、汁をしぼりだします。すり鉢やおろし器ですりつぶすより、ジューサーで一気にかけると楽です。
C木綿布でこしたしぼり汁を土鍋かホウロウ鍋に入れ、弱火でことことと煮詰めます。
Dしゃもじやスプーンでよくかきまぜながら煮詰めていくと、汁が茶色にかわり、さらりとした液状になります。黄色の泡はすくいとります。
Eやがてねばりけがでて、アメ状のような感じになれば火を止めて出来あがりです。あとは熱いうちに容器に入れ、自然にさめるのを待つだけ。

家庭の常備薬として
 梅肉エキスは殺菌力にすぐれています。お湯で割って飲めば、食中毒や下痢に効き、腸の働きを整えるので便秘にも有効です。
 エキスがにがてというお子さんには、ハチミツか砂糖を少し加えれば飲みやすいでしょう。お父さんの二日酔い、ご婦人の便秘解消、お子さんのカゼ予防など、梅肉エキスは 家庭の常備薬=@として便利なものです。



うめぼしパワーが健康を守る
うめぼしパワーが健康を守る

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posted by ハートマン at 12:35 | 健康ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月16日

すっぱいけどアルカリ性食品

強力なアルカリ性
 うめぼしはその酸っぱさのせいで、酸性の食べ物だと思っている人も多いでしょう。だが、酸っぱいから酸性、とは限らないのが食べ物の不思議なところ。
 ある食べ物が酸性かアルカリ性かは、それを灰にしたあとに残るミネラルが酸性のものが多いか、アルカリ性のものが多いかで判定します。
 うめぼしの場合、多く含まれているミネラルはカリウム、リン、マグネシウム、ナトリウム、鉄分、カルシウムなど。これらのうち、酸性のミネラルはリンだけ。あとはすべてアルカリ性です。
 つまり、うめぼしは強力なアルカリ性の食べ物なのです。

酸性にかたよる食生活
 酸性とアルカリ性のどちらが大事ということは、一概にいえるものではありません。要はバランス。どちらかにかたよってしまうことがいけないのです。
 ところが、現代の食生活はどうしても酸性食品にかたよりがちなのです。肉、卵、乳製品、米、パンなどは酸性ですし、インスタント食品の多くもそうです。
 こうしたかたよりを中和するのが腎臓の働きです。しかし、その作業をずっと続けていれば、当然、腎臓に負担がかかりすぎてしまうのです。

カルシウム不足を防ぐ
 しかも、酸性へのかたよりを中和するため、アルカリ性のカルシウムが使われたりします。カルシウムは、小魚の摂取量が減るなどして、現代の日本人に不足している貴重なミネラルです。
 骨を丈夫にし、長寿の要因ともされるこのカルシウムを無駄にしないためにも、うめぼしは役に立つ食品なのです。



うめぼしパワーが健康を守る
うめぼしパワーが健康を守る


posted by ハートマン at 10:41 | 健康ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月12日

クエン酸の疲労回復力はすごい

疲労物質を分解する
 うめぼしの重要な成分のひとつにクエン酸というものがあります。このクエン酸は疲労回復にたいへん効果のある物質です。
 疲労の原因は乳酸とよばれる疲労の素です。この乳酸が筋肉に蓄積されると、こりやだるさとなって現れます。
 乳酸はでんぷんが分解されてつくられる物質ですが、クエン酸にはこの乳酸を水と炭酸ガスに分解して、からだの外へ出してしまう働きがあります。
 しかもクエン酸は、乳酸そのものもつくりにくくするのです。

レモンよりうめぼしが効く
 スポーツをやったことがある人なら、クエン酸の効果の素晴らしさを身をもって体験したことがあるでしょう。疲れたときにレモンをかじると、活力がもどったようにスッキリするはずです。
 これは、レモンに含まれているクエン酸が、疲労の素である乳酸を分解してくれるからなのです。それと同じクエン酸が、うめぼしにもレモンに劣らず多量に含まれているのです。

カルシウム摂取を助ける
 カルシウムを浪費しないためにも、アルカリ性のうめぼしが役立つことはすでに記しましたが、クエン酸にはそのカルシウムの吸収を助ける働きもあります。
 なぜなら、カルシウムはクエン酸と結合すると溶解力が強くなって、体内に取り込みやすくなるからです。これは、三重大学の動物実験でも確認されています。
 カルシウムというのは、貴重なミネラルのわりには吸収されにくい物質なのです。牛乳や小魚など、カルシウムの豊富な食品を食べるときも、せっかくのカルシウムを無駄なく摂取するため、このうめぼしをいっしょに食べたいものです。


うめぼしパワーが健康を守る
うめぼしパワーが健康を守る



posted by ハートマン at 10:35 | 健康ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月10日

梅の名所ことはじめ


水戸が梅の名所になったわけ
 梅といえば有名なのは、水戸の偕楽園です。いまでも春ともなれば、数多くの観光客が訪れる梅の名所です。
 水戸の梅が有名になったのは、烈公の呼び名で知られる九代藩主・徳川斉昭の功績です。この烈公は江戸もだいぶ後期の人ですから、おなじみ水戸黄門の光圀公の頃は、水戸にはほとんど梅の木はなかったくらいなのです。
 さて、この烈公は梅の花を愛していただけでなく、その薬効にも注目していたので、なんとか梅を水戸に根づかせようと、自ら江戸などで梅の実を集め、水戸の地に植えていきました。藩校である弘道館を新設したときは、そのまわりに数千本もの梅を植えています。これが現在の偕楽園なのです。
 烈公はまた、うめぼしのつくり方にも持論があり、その製法を記しています。これはしその葉をつかった、現在のうめぼしと同じもので、酒気を加えると柔らかくなるので、酒樽をつかうといいなどの工夫も加えています。
 こうした先駆的な人たちのおかげで、うめぼしは庶民のあいだに浸透していきます。
 うめぼしと昆布に熱いお茶をそそいで飲む「福茶」もそのひとつです。これは正月や節分などの季節の行事にも欠かせない飲み物となりました。
 また、江戸時代から明治時代にかけては多くの疫病が流行しましたが、こうしたときにも庶民はうめぼしの殺菌力に頼ったのでした。

生産量日本一は和歌山県
 水戸が「梅の花」の名所なら、「梅の実」の生産量日本一は和歌山県です。
 和歌山は大粒の梅「南高」を産することで有名。当然、うめぼしの生産も盛んで、内地うめぼしの大部分を加工しています。
 和歌山県の梅栽培の歴史も古く、徳川家康の第十子であり、初代紀州藩主頼宣の附家老・安藤直次が田辺藩主として赴任し、産業奨励策として荒地にうめを植栽し免租にしたのが始りで、以後「藪梅」として連綿と伝えられ、明治時代から現在の管理栽培やうめぼし加工が行なわれています。




うめぼしパワーが健康を守る
うめぼしパワーが健康を守る


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posted by ハートマン at 15:43 | 健康ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする